ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

やっぱり米ツアーはレベルが違う… 片岡大育が痛感した世界との差

やっぱり米ツアーはレベルが違う… 片岡大育が痛感した世界との差

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2018年9月19日 18時22分

アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ 事前情報◇19日◇武蔵カントリークラブ 笹井コース(7060ヤード・パー71)>

米国男子ツアーの出場を目指し、8月から下部ツアーの入れ替え戦(※)に挑戦していた片岡大育。「1戦目、2戦目で頑張って資格をとってこの試合に出るのが理想でしたが、予選落ちしてしまって。早い段階で気持ちを切り替えて、日本ツアーに復帰を決めました」と、ディフェンディングチャンプとして本大会に臨む。

【スイング連続写真】米ツアーナンバーワン飛ばし屋のスイングだ!

本大会で優勝すれば、日本とアジア両ツアーの2年間シードが手に入る。昨年大会で優勝した片岡は、アジアツアーの米国や欧州ツアーとの共催試合に出場できる可能性を掴み、今年はアジア・欧州ツアーで腕を磨いてきた。その片岡でも、「下部ツアーにいって、まったく(自分のゴルフを)やらせてくれる感じではなかった。実力不足を感じて、メンタル的にやられました」と歯が立たなかったという。

欧州ツアーともさらに差を感じたのが、パワーの違いだ。「日本では技術を磨かないといけない感覚でしたが、米国の下部ツアーにいくとパワーが必要」。

ツアーごとの平均飛距離を比べてみれば、現在日本のドライビングディスタンス1位は額賀辰徳の310.07ヤード。比べて、欧州ツアーの今季1位が323.2ヤード(アドリ・アルナウス)、米国の下部ツアーはそれを上回る343.4ヤードとなっている。

「これから欧州や米国を目指していく中で、体にもっと気を遣わないと。最低でも、キャリーで280ヤードくらいは飛ばさないと、米国ではやらせてもらえない。現状から、あと10〜20ヤード飛ばさないと(いけない)」。昨年のフェアウェイキープ率4位とコントロールは抜群の片岡だが、その正確性を維持しつつも、2、3年をかけて飛距離を伸ばすべく必要があると感じた。

「最終的には米国ツアーにいきたいと思っています。そこでやるには今の自分では到底歯が立たないですし、今後どう取り組むかが大事になってくる」。入れ替え戦に挑戦して世界のレベルを痛感した。その差を縮めていくか。優先度の高い課題となってくる。

※ウェブドットコムツアー ファイナルズのこと。昨年実績でいけば、ウェブドットコムツアーレギュラーシーズンでの賞金ランク25位内の選手と、この25選手を除いたファイナルズでの賞金ランク上位25選手の合計50人に翌シーズンの米国男子ツアーの出場資格が付与される。

【入れ替え戦の出場資格】
■ウェブドットコムツアー レギュラーシーズンの賞金ランク75位内
■フェデックスカップポイントランク126-200位
■ツアーメンバー外の選手で、フェデックスカップポイントランク126-200位相当(片岡が該当)

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    開催前
  4. DPワールド
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト