＜全米オープン　2日目＞◇13日◇トーリーパインズゴルフクラブ(7,541ヤード・パー71)

　メジャー第2戦目の「全米オープン」2日目、片山晋呉と谷口徹はタフなメジャーセッティングのなか、予選通過をかけてラウンドに臨んだが、予選通過はならなかった。

　片山晋呉は、トータル6オーバーの100位タイからのスタートであったが、2日目は2バーディ・5ボギー・1ダブルボギーと、1日目に続き大きくスコアを落としてしまい、トータル11オーバーとなって、予選落ちが決まった。ホールアウト後、片山は「これじゃだめ。日本でまたガンバル」と言い残し、会場を後にした。

　谷口徹は、今田竜二と同じトータル3オーバーの49位タイでスタートしたが、2バーディ・5ボギー・1ダブルボギーのトータル8オーバーまでスコアを落とし、予選カットラインの7オーバーに1打足りずに無念の予選落ちを期した。難しいコースセッティングのうえ、風も出てきた厳しいコンディションのなか、耐えるゴルフを見せていた谷口は、「横風が難しかった。メジャーは忍耐や辛抱が必要だと感じる。」と、改めてメジャーに対する心構えを再確認した様子。40歳になった谷口にして「精神面の収穫だった」と言わせるメジャーセッティング。「日本からもっと若い選手がどんどんメジャーに出るようになって
がんばってほしい。自分の飛距離ではしんどい」と、肩を落としていた。

我慢のゴルフを見せた谷口徹のスイング

【2日目の順位】
1位T:S・アップルビー(-3)
2位T:R・カールソン(-2)
2位T:R・メディエイト(-2)
2位T:T・ウッズ(-2)
5位T:M・A・ヒメネス(-1)
5位T:D・ラブIII(-1)
5位T:D・J・トラハン(-1)
5位T:L・ウェストウッド(-1)
9位T:R・アレンビー(E)
9位T:L･ドナルド(E)
9位T:E・エルス(E)
9位T:G・オギルビー(E)
9位T:C･ペターソン(E)
65位T:今田竜二(+7)