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「とにかくセーフティに」ティショットで3W多用 堀川未来夢の“背に腹代えられぬ”事情

ツアー通算4勝の堀川未来夢がティショットで3Wを多用する理由は?

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2026年4月2日 18時40分

<インターナショナルシリーズ・ジャパン 初日◇2日◇カレドニアンGC(千葉県)◇7126ヤード・パー71>

日本ツアー通算4勝の堀川未来夢が、昨年9位と上位で終えたビッグトーナメントを3アンダー・22位タイで滑り出した。ただ「ショットが良かったのでチャンスにはついた。3~5メートルの距離が4カ所くらいあったけど、入らなかった」とグリーン上で伸ばしあぐねた印象も残り、表情は引き締まる。

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雨が降り続いた午前組でプレーし、プリファードライが出ていたこともあって意識したのはフェアウェイキープ。ドライバーを握ったのは「4回くらい」と、普段なら1Wで狙う場所も3Wで刻むことを徹底した。パー3以外の14ホールで、フェアウェイをヒットしたのは9回(64.3%)。3Wで打ったホールは、ほぼショットがまとまったという印象だ。

これは“背に腹は代えられない”という戦略とも言える。「ティショットが不調で、ドライバーが使えない」という事情が背景にあった。なかなかここの状態が上がらないうえに、3月上旬にニュージーランドで行われたツアー開幕戦「ISPS HANDA ジャパン-オーストラリア選手権」を棄権する原因になった首痛もプレーに影響する。ここ3、4年ほど、季節の変わり目に襲われるヘルニア起因の首痛にも悩まされてきた。現在もスタート前には入念なケアも忘れず、うまく付き合っていかないといけない症状だという。

3Wを多用するなかでは、「アイアンは得意なので」という生命線を研ぎ澄ます。フェアウェイキープが上がれば、距離は伸びても、グリーンを狙いやすいというケースは増える。特にここは「ティショットとマネジメントが連動するコース。外すところによってはボギーになるけど、割り切ればスコアはまとまる。とにかくセーフティに」ととらえており、戦略も有効に働く。

最後の優勝は2022年11月の「マイナビABCチャンピオンシップ」までさかのぼる必要がある。大目標には「賞金王」を掲げるが、「優勝したいかな」というのが本音。4年ぶりの勝利に飢えている。「調子は良くない」という言葉が時折、口をつくが、そのなかで目指すのは「3アンダーくらいで毎日まとめられれば」というゴルフ。メジャー2勝を誇る33歳の実力者にとって、来週の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」(9~12日、三重・東建多度CC)前のこの試合は、いい試金石になる。(文。間宮輝憲)

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