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比嘉一貴は強い雨風に耐えて『70』 V見据え「ビッグスコアを出さないと」

昨季の年間王者・比嘉一貴は1アンダーで滑り出した。

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2026年2月26日 17時41分

<ニュージーランドオープン 初日◇26日◇ミルブルック・ゴルフリゾート(ニュージーランド)◇コロネットC(6936ヤード・パー71)、リマーカブルC(6784ヤード・パー71)>

昨季のアジアンツアー年間王者・比嘉一貴は雨にも負けず、風にも負けず、耐えて、耐えて2バーディ・1ボギー「70」のアンダーパーで上がった。

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この時期、ニュージーランドの気候はゴルフにぴったり。最高気温は20度を超えて、半袖で快適にプレーできる。しかし、この日は朝から強い雨が降り、コースコンディション不良でスタートは3時間遅れた。加えて風が強く、気温も10度前後までグッと下がり、ニュージーランドらしからぬ天気となった。

トップから2組目の比嘉は、激しい雨風の中でプレーを強いられた。耐えるだけでなく、時にはチャンスにつけるもバーディパットが決まらない。「雨風で(ショットの)距離感を合わせるのが難しかった。グリーンコンディションも変わって、タッチが合わせられなかったですね」。距離にかかわらず狙ったところに打ち出せているが、タッチが弱くて寸前で切れるなど、チャンスをモノにできなかった。

14ホールすべてパーで迎えた後半の5番パー4では、10メートルのバーディパットが最後のひと転がりで決まり、両手を高く上げて喜ぶ。続く6番も10メートルほどを沈めて連続バーディ。「5番、6番とラインは読めていたので、届けば入ると思っていました。厳しい中耐えていたのでうれしかったです」と笑みを浮かべる。

グリーン周りに池がある最終9番パー3は、ティショットが奥の池に入ってボギー。「一日を通して飛んでいなかった。最後は雨が止んで気温も少し上がったぶん、アジャストできなくて思ったより飛んでしまった」。悪くないショットだったが、距離感のジャッジに悔いを残した。

スタートから耐えるゴルフでパーが続くラウンドに、「今までだったらパット決めきれずに、ショットのミスにつながって流れが悪くなっていたけど、きょうはショットが安定していて、大きなミスがなかった」と自身の成長を実感している。

1アンダーは首位と6打差の暫定43位タイ。「午後組は(天気が回復傾向のため)スコアは出ると思う。午前組では耐えた方だと思いますが、ちょっと出遅れた感じはあります。あす、あさってと2日連続でビッグスコアを出さないと優勝には届かない」。

グリーンの読みには手応えがある。2位に入った昨年大会では3日目に「62」をマーク。今年もバーディラッシュでV争いに加わりたい。(文・小高拓)

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