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和製マキロイ・笹生優花は捻転差を駆使して6番アイアンで170ヤードをピタリ! アマチュアにもマネできるポイントはあるの?

残り160~170ヤードはグリーンに乗せたいけれど、ミスも出やすい難しい距離。使うクラブはアイアン、UT、FWと選択肢も多岐にわたるが、女子プロたちはどの番手を選び、どのように打っているのか? プロコーチの奥嶋誠昭が解説する。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月18日 11時15分

残り160~170ヤードはグリーンに乗せたいけれど、ミスも出やすい難しい距離。使うクラブはアイアン、UT、FWと選択肢も多岐にわたるが、女子プロたちはどの番手を選び、どのように打っているのか? 今回は、笹生優花の6番アイアンのスイングをプロコーチの奥嶋誠昭が解説する。

【連続写真】6番アイアンで170ヤードをピタリとつける! 和製マキロイ・笹生優花のアイアンショット



“和製・マキロイ”と称されるスイングの笹生選手。スイングスピードも速く、筋力とバランスが必要なので、アマチュアがマネするのはかなりハードルが高いと思います。

下半身はどっしりと構えたまま、上体を回して深いトップができています。捻転差が大きく、飛距離につながるポイントです。なるべく手首をロックして、ノーコック気味で遠くに遠くに上げようとすると笹生選手のようなトップになります。ここはアマチュアもマネできると思います。体が硬いという方は、右ヒザを伸ばしたり、顔を右に向けたりすると深く回しやすくなりますよ。

ダウンスイングでも強いタメを作りながらもヘッドが遠くから下りていてアークが大きい。フェースも返り過ぎていないので、安定感があると思います。前傾が崩れず、フィニッシュでピタッと止まれていて、バランスの良さもピカイチですね。

■笹生優花
さそう・ゆうか/2001年生まれ、東京都出身。国内ツアー通算2勝。和製マキロイと称される飛ぶスイングを武器に、2021年、24年の「全米女子オープン」を制している。アース製薬所属。

■解説:奥嶋誠昭
おくしま・ともあき/ 1980年生まれ、神奈川県出身。ツアープロコーチとして多くの選手を指導。スイングメカニズムやクラブの構造を熟知し、科学的なアプローチで効率的な上達をサポートする。



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