【診断結果】
【A】右腕が上の人は「フェードボール」との相性が良い
【B】左腕が上の人は「ドローボール」との相性が良い
平尾:川崎プロは、腕組みを解いて両腕を前に出したとき、左腕が高くなって、右腕が低くなります。そのままアドレスすると右腕が体に近くなり、インパクトでも右腕が体の近くを通るのでインサイド・アウトの軌道が作りやすい。だから【B】の人はドローボールが合っているんです。
川崎:確かに、私の場合右ワキをずっと締めて打つ感覚がありますね。
平尾:腕組みしたときに右腕が上になる【A】の人は、アドレスでもインパクトでも右腕が体から離れるのでアウトサイド・インでフェードボールを打ちやすいんです。
川崎:さりげない仕草って、その人にとって一番力の入りやすい形になっているんですね。
【テークバック診断】
診断3:始動はクラブヘッドから? 体から?
平尾:テークバックにも「最初にクラブヘッドを動かす」という教えもあれば、「手を使わずに体から動かす」というレッスンもあります。
川崎:私は体から動かしますね。ヘッドをヒョイっと上げるというプロもいますが、私には分からない感覚です。
平尾:どちらが合っているかを早速診断しましょう! 両手を斜め上にした姿勢と、斜め下にした姿勢で基本姿勢を取り、どちらで力が入るかを比べてみてください。