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アプローチのラフからは素振りをしてザックリを防ぐ【9回目】

植村啓太がアプローチに悩むアマチュアのためにイチから教えてくれる新コラム。今回はラフからの打ち方についてお話します。

配信日時:2017年5月24日 12時31分

下にヘッドを置いて振るとダルマ落としになるので注意


思い切り深いラフはインパクトで手を止めるとヘッドが抜ける

まずは腕の力を抜いて素振りをしよう
ソールしてヘッドがダルマ落としにならないように注意
長いラフではヘッドを止めるとヘッドが抜ける
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まずは腕の力を抜いて素振りをしよう
 今回はラフからの打ち方です。ラフでは状況の判断が大切です。短いラフ、長いラフ、粘りのあるラフとか。このラフでヘッドが抜けるか? 球が飛ぶラフかなどを判断しましょう。まずは素振りをしましょう。ヘッドの抜けが悪いと球が飛ばないラフです。ヘッドの抜けがいいラフは球が飛ぶラフです。

まずは球が飛ぶラフです。ラフは芝が長いので、インパクトでフェースと球の間に芝が入り、スピンがかからずランが出ます。距離はいつもより飛ぶと判断します。このラフならキャリー20Y、ラン10Yと判断します。距離によってスタンスは変わります。振り幅が小さいならスタンス幅は小さくなります。ボール位置は真ん中より右。そして素振りをします。素振りで腕を固めて振るのは距離感が狂ってざっくりになるので力を抜いて振りましょう。

 しっかり芯に当てて打つ練習をしましょう。手前の芝から振るだけとを考えると、球の上下の距離感を考えて振るといいです。あまり下にヘッドを置いて振るとダルマ落としになるので注意しましょう。長いラフだと、まずはゆるまないことが大切。思い切り深いラフはインパクトで手を止めることです。手を止めるとヘッドが走るので、ゆるみを防止できましょう。手元を動かすほどヘッドが減速するので注意しましょう。

植村啓太氏プロフィール

植村啓太
(K's Island Golf Academy)

1977年5月27日生まれ。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。

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