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間違ったウォーミングアップをしていると“振れる体”にならない⁉ 朝イチこそ重要な「動的ストレッチ」とは?

「朝イチは血流を上げる『動的ストレッチ』がオススメです」というのは、プロへの指導歴が長い菅原賢トレーナー。その真意について聞いた。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年7月18日 10時15分

朝イチに行うべきは筋肉をほぐしつつ筋温を上げる「動的ストレッチ」。“振れる体”を作ることが重要になる
朝イチに行うべきは筋肉をほぐしつつ筋温を上げる「動的ストレッチ」。“振れる体”を作ることが重要になる (撮影:GettyImages)

準備運動で、肩周りの筋肉を伸ばす『静的ストレッチ』で満足をしているゴルファーが多いようですが、あまりオススメできません。朝イチに必要なのは、血流を上げつつ筋肉を伸ばす『動的ストレッチ』。運動をして筋温を上げることで、朝から“振れる”体を作ることが大事です。

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多くのゴルファーがやっている、筋肉を伸ばすだけの「静的ストレッチ」では血流が上がらないため、ケガのリスクは軽減できない

多くのゴルファーがやっている、筋肉を伸ばすだけの「静的ストレッチ」では血流が上がらないため、ケガのリスクは軽減できない (撮影:高橋淳司)

筋温とは、筋肉の温度のこと。これを上げることで、パフォーマンスが向上するほか、ケガのリスク軽減にもつながります。では、どんな動的ストレッチを行ったら良いか。実践に移る前に、まずは簡単なテストを行って、肩周りと股関節の硬さをチェックしましょう。どちらの筋肉がより凝り固まっているかで有効なストレッチも変わるので、まずはテストで確認してください。

■テスト1
両手を上げて耳ヨコまで動かす

背筋を飛ばして真っすぐ立ったら、両手を高く上げて、腕が耳ヨコにくるかをチェック。伸ばした腕が地面と垂直になるように上げられるのが理想です。そこまで上がらずに耳より前に腕がくる人は、肩甲骨や肩周りの筋肉が凝り固まっています。

立った状態で腕が耳ヨコに上がるかをチェック。〇の状態まで上がらない人は、肩甲骨や肩周りの筋肉が凝り固まっている証拠

立った状態で腕が耳ヨコに上がるかをチェック。〇の状態まで上がらない人は、肩甲骨や肩周りの筋肉が凝り固まっている証拠 (撮影:高橋淳司)

■テスト2
イスに座って足を左右に動かす

椅子に座った状態で片足を上げます。次に、モモを固定したまま足を左右に動かしてください。これを両足行います。足がほとんど動かない人は股関節周りが硬い証拠。股関節をほぐす必要があります。

椅子に座って片足を上げ、モモを固定したまま足を左右に動かす。ほとんど動かない人は股関節周りが硬い証拠

椅子に座って片足を上げ、モモを固定したまま足を左右に動かす。ほとんど動かない人は股関節周りが硬い証拠 (撮影:高橋淳司)

解説/菅原 賢
すがわら・けん/1975年生まれ。2002年からJGTO帯同トレーナーとして、多くの男子プロを担当。その後はトップ女子プロもサポート。東京都の「トータルゴルフフィットネス」を主宰。

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