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【Dr.カタオカのゴルフ実験室】♯5グリップ交換 切り外し編

【Dr.カタオカのゴルフ実験室】♯5グリップ交換 切り外し編

配信日時:2020年5月27日 18時00分

自宅にいる期間が長い今だからこそ、ゴルフクラブのメンテナンスを行いませんか? 家庭用品で簡単にクラブのお手入れができちゃいます! 教えてくれるのは、メーカークラブ担当として数多くの女子プロのクラブ調整を手掛けてきたDr.カタオカです。
今回はグリップ交換【切り外し編】をご紹介します!

グリップを交換したい。でも、ショップでやってもらうとお金がかかるし…。

そんな悩みをお持ちの皆様。Dr.カタオカが自宅で簡単にできるグリップ交換を教えてくれます!

■そもそもグリップ交換はいつするべきなの?

グリップの多くは天然ゴムが使用されています。もちろん、使えば使うほど劣化は激しくなりますが、使用しなくても劣化していく一方なのです。そのため、1年に1度はグリップ交換をするのが望ましいです。

もちろん、しっかりとしたメンテナンスを行えばその限りではありません。グリップメンテナンスの方法は「♯4 アイアンのナンバー入れ&グリップのメンテナンス」でご紹介しています。

■グリップ交換をする前に…

グリップが軽くなる分、ヘッドが重くなってしまいます

グリップが軽くなる分、ヘッドが重くなってしまいます

グリップ交換で最も大事にしなければならないのは、「重量」。通常のクラブではおおよそ47〜50gとされていますが、シニアの方が使うような軽いクラブでは、37gほどのグリップが使われている場合もあります。

グリップが軽くなればクラブのバランスも変わりますので、今まで通りの感覚でスイングができない…、といった状態になることも考えられます。「細いグリップに変えてみようかな〜」と考えている方はご注意を!

■グリップ交換で用意するもの

いよいよDr.カタオカがグリップ交換を実践します! 用意するものは以下の通り。
ドン〇ホーテで購入したものです

ドン〇ホーテで購入したものです

・市販のカッター
こちらもドン〇キホーテで購入

こちらもドン〇キホーテで購入

・大きい両面テープ
全国のゴルフショットで販売されているものです

全国のゴルフショットで販売されているものです

・グリップ交換溶液
・タオルorティッシュ

以上が用意できたら準備は万端です!

ちなみに、ゴルフショットではグリップカッターという専門の道具も販売されていて、そちらもオススメです!

■1、現状のグリップをカッターで切って外す

グリップをめくった部分にカッターで切れ込みを入れます。
そのままグリップ全体に切れ込みを入れます

そのままグリップ全体に切れ込みを入れます

ぐぐぐ〜っと…

ぐぐぐ〜っと…

「すぽん!」見事に切り外せました

「すぽん!」見事に切り外せました

■2、グリップテープを剥がしていく

グリップを外した後は、らせん状に巻かれたテープを剥がしていきます。
ここでマメ知識。なかなかグリップテープがはがせない時は、ドライヤーで熱するとうまくはがれます。

■3、グリップ溶液で一度グリップ部分を拭く

用意したティッシュかタオルを使用してください

用意したティッシュかタオルを使用してください

テープ跡は拭きづらいので、力を込めてゴシゴシ

テープ跡は拭きづらいので、力を込めてゴシゴシ

ここで注意点です。グリップを拭く際は潤滑液を使わないこと! 新しいグリップを装着する時に両面テープがつきにくくなります。
【切り外し編】はここまで! 次回はいよいよ新しいグリップを装着する方法をDr.カタオカが伝授します!

より詳しく動画で知りたい方は【GOLFNetTV】ゴルフ道具のお手入れ動画をチェック!

そのほかにDr.カタオカが伝授する、アイアンのメンテナンス法や自分で作るパッティング練習器についてもチェック!

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