日本人客に愛され続けるコース
1999年に純日系資本のゴルフ場としてオープンし、日本人客に愛されているコースです。ほかに類を見ない日本式の大浴場、和洋折衷の会席料理などレベルの高いレストラン、スタッフやキャディも日本語を話す人が多く、サービスの良さも高く評価されています。著名な水郷、周荘もクラブ周辺にあることから、観光と合わせてのプレーもおすすめです。
これまでのアジアゴルフ紀行 はこちら
大原則は欲張らずにフェアウェイキープ
コース設計は日本ツアー通算2勝の入江勉氏が担当。ティショットを気持ちよく打った後、ついつい思い切り攻めたくなりますが、そこが設計の妙。季節に応じてさまざまな方向に吹く風もあいまって、第2打が広めのフェアウエーから外れた途端、ピンチが訪れます。巧みに配置されたバンカーや、なかなか出せない林、池へ入ってしまうなど、訪れたプレーヤーの多くが「難しかった」とコメントを残します。コース攻略の大原則は「欲張らずにフェアウエーキープ」と「林に入れない」ことですね。
定評のあるメンバーシップ制度
また、同クラブは充実したメンバーシップ制度にも定評があります。会員による月例杯や折に触れてのイベントが行われており、2019年10月には20周年の記念パーティーが開催されました。そのほか12月のクリスマスコンペ、1月の餅つきなど、会員の家族も参加できる季節感のあるイベントがあるのも特徴の一つとなっています。
◇編集協力
上海創作商貿有限公司総経理/日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロ会員
森田 愁平