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【中国編】“日本のゴルフ場”で愛され20年「上海ウエストゴルフクラブ」

【中国編】“日本のゴルフ場”で愛され20年「上海ウエストゴルフクラブ」

いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。

配信日時:2020年2月13日 00時00分

日本人客に愛され続けるコース

日本人が行きやすい上海市と近郊のゴルフ場の第2弾は「上海ウエストゴルフクラブ」。市中心部より西に車で1時間強、江蘇省昆山市にあります。

1999年に純日系資本のゴルフ場としてオープンし、日本人客に愛されているコースです。ほかに類を見ない日本式の大浴場、和洋折衷の会席料理などレベルの高いレストラン、スタッフやキャディも日本語を話す人が多く、サービスの良さも高く評価されています。著名な水郷、周荘もクラブ周辺にあることから、観光と合わせてのプレーもおすすめです。


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大原則は欲張らずにフェアウェイキープ

写真は18番、第2打をどう運ぶかがコース通じてのポイント

写真は18番、第2打をどう運ぶかがコース通じてのポイント

湖に向かって走る自然のハザードをそのまま生かし、フラットで広く、OBがないコースとなっています。

コース設計は日本ツアー通算2勝の入江勉氏が担当。ティショットを気持ちよく打った後、ついつい思い切り攻めたくなりますが、そこが設計の妙。季節に応じてさまざまな方向に吹く風もあいまって、第2打が広めのフェアウエーから外れた途端、ピンチが訪れます。巧みに配置されたバンカーや、なかなか出せない林、池へ入ってしまうなど、訪れたプレーヤーの多くが「難しかった」とコメントを残します。コース攻略の大原則は「欲張らずにフェアウエーキープ」と「林に入れない」ことですね。

定評のあるメンバーシップ制度

20周年記念パーティーの様子

20周年記念パーティーの様子

ホールアウト後は前述の掃除が行き届いた、広く脚を伸ばせる日本式の大浴場で汗を流すことができます。コース設計、設備、サービス面のレベルの高さから、日本人によるコンペ会場としても大変な人気を博しています。

また、同クラブは充実したメンバーシップ制度にも定評があります。会員による月例杯や折に触れてのイベントが行われており、2019年10月には20周年の記念パーティーが開催されました。そのほか12月のクリスマスコンペ、1月の餅つきなど、会員の家族も参加できる季節感のあるイベントがあるのも特徴の一つとなっています。
パーティーで賞品を贈呈する筆者の森田氏(右)

パーティーで賞品を贈呈する筆者の森田氏(右)

上海で愛される上海ウエストゴルフクラブについて紹介しましたが、現地でのゴルフライフを感じ取ってもらえたでしょうか。それでは次回もお楽しみに!


◇編集協力
上海創作商貿有限公司総経理/日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロ会員
森田 愁平
Whenever上海
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