韓国女子ツアーの新シーズンを象徴する18代目の「広報モデル」12名が決定した。日本の「JLPGAブライトナー」のモデルともなったこの制度は、前年のシード選手の中からファン投票や協会の総合評価によって選ばれる名誉ある称号だ。かつてイ・ボミやキム・ハヌルも務めた伝統の枠組みに、今季初めて選出された注目の存在がイ・ユルリンである。
アマチュア時代にはナショナルチームで活躍し、期待を背負って2022年にプロ入りした彼女だったが、ルーキーイヤーとなった2023年シーズンは一転して苦難の連続となった。年間20回もの予選落ちを喫するなど、極度の不振に苦しむこととなったのだ。
そこで彼女が踏み切ったのが、大きな“転機”となる「登録名の変更」だった。当時は本名の「イ・ジヒョン」でプレーしていたが、ツアー内に同姓同名の選手がなんと7人も存在していたこともあり、2024年シーズンから心機一転、「イ・ユルリン」へと名前を改めた。
この改名が吉と出たのか、彼女の才能は一気に開花する。迎えた昨季、大会3日目に「63」という驚異的なコースレコードを叩き出す圧巻のプレーを見せ、念願のツアー初優勝を達成。その愛くるしいルックスも相まって一気に知名度と人気を獲得し、シーズン終わりの「KLPGA人気賞」投票では堂々の3位にランクインしてみせた。
コース上では得意のドライバーを武器にスコアを伸ばす一方、モデルさながらの華やかさでギャラリーを魅了するイ・ユルリン。どん底の不振を乗り越えてツアー最高峰の人気選手へと駆け上がった彼女は、今や韓国女子ゴルフ界の新たなシンボルとして眩い光を放っている。
