最近の男子プロでは珍しく、地クラブのドライバーを激写。その面白そうなヘッドを調査してみた。
昨年、ツアー通算3勝目を挙げた飛ばし屋・池村寛世が使用しているのは、バルド『TT DRIVER GT5 DEEP プロト』(10.5度)に『ディアマナ プロトタイプ60X』を挿したモデル。外ブラを使用する男子プロが多い中で、地クラブのドライバーを使う点は異彩を放つ。
「やっぱりディープフェースのヘッドで、少し左を向いたつかまり顔になっている点が使う理由です。フェースのトゥ側が逃げている顔だと、右を向きやすくなってしまう。そうすると、上からヘッドを入れたときにインパクトでロフトが寝やすくなるんです」
ロフトが寝やすくなる点を嫌がるのは、非常に興味深いポイントだ。さらに池村はこう続ける。
「上からヘッドを入れた瞬間に、バーンとボールが低く出ていかないのが嫌なんです。フェースの乗り感がないヘッドだと、それが起きやすい。このヘッドは、クラブの後方が倒れずにボールを押し込んでくれる感じがいいですね」
低い打ち出しで球をコントロールできる点が、この『バルド』のドライバーの特長だという。
『ディアマナ プロトタイプ60X』は、花柄のマークが入っていることから、『ディアマナWB』をベースにしたプロトタイプと推察される。元調子でコントロール性が高く、強弾道が打てるモデルだろう。
以前は3Wを抜き、直ドラを多用していたほどドライバーを駆使する池村。このドライバーだからこそ、弾道をコントロールできるという自信を持てるのだろう。
◇ ◇ ◇
女子プロが手放さない名器のドライバーを調査。関連記事『西郷真央、古江彩佳、佐久間朱莉、原英莉花、川﨑春花…女子プロが手放せない名器図鑑』を読めば、その秘密がわかる。
