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アマ試打で見えた!キャロウェイ『MDフォージド』とライバル機種の関係。〜ロブ名人・ミケルソンへと近づく道〜

新たなゲストと一緒に、キャロウェイ『MDフォージド』を改めてタイトリスト『ボーケイ』やクリーブランド『RTX4』などと打ち比べてみました。すると、ある特異な性能が見えてきました…

配信日時:2018年10月5日 16時34分

宮下 「じゃ、とりあえず4機種全部打ってみます」

約20ヤードを想定。ナイスショット10球ずつ、スカイトラックで計測してみました…

約20ヤードを想定。ナイスショット10球ずつ、スカイトラックで計測してみました…

宮下 「じゃあ、とりあえず一旦全部打ってみます。全部同じ58°ですよね?じゃあ、20ヤードくらいを目安に打ってみます。打たないと、どれが合うかはわからないですもんね。筒さん、インドアで打つので、僕の傾向とか、打ち方とか、いろいろ見ていてください」

筒 「はい、見てますよ。弾道計測器で測りますから、基本同じ距離のつもりでそれぞれ10球ずつくらいナイスショットを測りましょう」

―― カシュ✕40 ――

筆者 「で? 宮下さん的にはどんな感じですか?」

宮下 「そうですね、僕的には『ボーケイ』か『MDフォージド』な気がします。なんとなくなんですけど…。筒さん、僕はよくわからないので、フィッティング的な観点で教えてほしいんですけど…」

筒 「いま、打ち方を見ていたんですが、宮下さんはボールを真ん中やや右足寄りに置いて、ハンドレートに構えてロフト通りに払って打つタイプですよね。そして、フェースをスクエアに構えてあまり開いたりせずにロフト通りの打ち出しでシンプルに打つタイプ。ですので、ソールをあまり使わないですし、基本顔の好みが合えば、どんなウェッジでも苦もなく使えるタイプだと思いますよ」

宮下 「え? じゃあ、単純な顔の形の好みだけで選んでいいってことですね? それならラクです!」

筒 「多分、利き目が左だと思いますが、どうですか?」

確かに構え方はハンドレートですね…

確かに構え方はハンドレートですね…

筒 「はい、特に問題ないです。あと、ちょっと確認したいのは、宮下さんの利き目がどっちか?ですね。いま見ている感じだと、利き目が左だと思うんですが、どうですか?」

宮下 「あ、そうです。左が利き目だとよく分かりましたね」

筒 「ゴルファー全体の傾向として、視界が広いところにボールを置きやすいんですよ。で、宮下さんはそこまで右足寄りに置いて、ハンドファーストで構えるタイプではないので、左利き目かなぁと想像しました。そして、左が利き目の人はリーディングエッジの方は見やすいので、そこの部分を見ているのかなぁと想像します
リーディングエッジ(刃)の形がまったく違う!

リーディングエッジ(刃)の形がまったく違う!

宮下 「はい、そうです。確かに刃の部分は見てますね。なにせ、長岡さんのミズノの契約フリーのアイアン選びのコラムを読みましたから!ヘッド全体ももちろん見ていますけど。刃の形は『MDフォージド』で、全体の形なら『ボーケイ』かなぁ。『MDフォージド』はヒールがシュッと低い形なので、なんとなく開きやすそうな気がするんですけど、合ってますか?

筒 「合ってる、間違ってるじゃなくて、そういう感想を持つアマチュアの人は多いですし、別にそう感じることが間違いじゃないです。現実に、『MDフォージド』はすごく開きやすいですし、『ボーケイ』は開かずに使ってもやさしいですし」

P編 「確かに、よく【リーディングエッジが丸い方が開きやすい】などとセオリー的には言われるけど、それはゴルファーによって違うよね。第一、宮下さんは利き目が左だけど、私は利き目が右だから、同じ顔を見たとしても、見え方が全然違うからね」

宮下 「良かったぁ〜。僕、間違ってるわけじゃなかったんだ…」

宮下 「一番高い球を打てたのはどれですか?」

左が『MDフォージド』、右が『ボーケイSM7』。10球の平均でもランが若干『ボーケイ』の方が多いです

左が『MDフォージド』、右が『ボーケイSM7』。10球の平均でもランが若干『ボーケイ』の方が多いです

宮下 「一番高い球を打てたのはどれですか? 僕、ロブショットとか、スピンを入れた特殊なショットとか、まだゴルフを始めて日が浅いので、テクニック的なものに自信はないんですよね…」

筒 「一番球が高くて止まっていたのは、『MDフォージド』ですね。少しそれよりランは出てましたけど、『ボーケイ』もちょっと近い。宮下さんが好きな2つとも球は高いです。ランが少ないのは『MDフォージド』の方ですね、球が高くてスピン量が多いので、一番止まる球が打ててます」

宮下 「おっ!本当ですか!なんか打ってて『MDフォージド』はすごいフェースが寝た感じがして、球が高い感じはしてました」

筆者 「あ、宮下さんってピッチショット派ですか? 意外ですね、あまりテクニックを使わずシンプルに打つタイプと聞いたので、コースで転がしとかやるタイプだと思ってました…」

宮下 「ピッチショットってなんですか?」

筆者 「チップショットの反対ですよ。転がしがチップ、フワッと高く上げて止めるのがピッチショット」
ミケルソン、どこを見てるの!?ってくらい、球を高く上げます(Getty Images)

ミケルソン、どこを見てるの!?ってくらい、球を高く上げます(Getty Images)

宮下 「ん? ロブショットと何が違うんですか? ミケルソンみたいなロブショットが出来たら、そりゃカッコいいなぁとは思いますけど…

筒 「ロブショットはすごくフェースを開いて、距離的に近い距離を上に上げてピタッと真上から落とす技術のことを一般的には指しますよね。で、ピッチショットというのは、文字どおり刻むショットということですが、基本的には昔からフワッと高く上げてランを減らした球のことをいいます。

それで言うと、宮下さんが打った結果だけじゃなくて、この4本の中で、最もピッチショットが打ちやすいのは『MDフォージド』ですね。高く上がる上にスピン量も多い。なんたって【マイクロフィーチャー】のフェースの凹凸が効いていると思いますね

宮下 「フェースを思い切り開くとかは苦手ですけど、僕でも打てますか? なんちゃってミケルソンになれます? あんなにガッシリした体格にはなれそうもないですけど…」

P編&筆者&筒 「なれるなれる!」

宮下 「やった!ありがとうございます。ちょっと嬉しいかも。長岡さんもピッチショット好きならミケルソンに憧れますよね?」

P編 「憧れるも何も、長岡なんてミケルソンも真っ青なくらい、腹の出っ張り育ててるからね。さすが、アプローチ名人を目指すだけあるよ」

筆者 「………。(アプローチイップスの人、嫉妬はやめてほしい…)」


Text/Miiro Nagaoka

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