『Z85』FWの印象は? 「3Wも5Wもぶっ飛び!」(3人)
筒 「確かに純正仕様はつかまりますからね。フックフェースですし、ややアップライトに見えますし、FP(フェースプログレッション)も前作より増えた印象があります。これらは全部、一般ゴルファーにやさしくなる方向なので、ハードヒッターの長岡さんにとっては、【要らんことしてくれるな】というのも分かります。でも、全ゴルファーの8割は、長岡さんとは正反対ですが。生き方というか、存在自体が天の邪鬼だし、反社会的ですよね。長岡さんって…」
P編 「確かに、アベレージ層向けのFW作りがうまいキャロウェイライクな部分も感じるし、これは売れると思う。5Wでいまプッシュ気味のドローが出たんだけど、258ヤードも記録したしね…。クラウンもカーボンになったし、球も上がるから打ちやすい人は多いんじゃないかな。それに、ディープなものはつかまらず手強いモデルも多いけど、コレはしっかりつかまるからトータル距離はやっぱり出るよ、このモデルは」
P編&筒 「………。(貴様のようなど下手くそと同軸で松山英樹プロを語るんじゃないッ!)」
筒 「まぁ、『Z585』ドライバーの流れで買う人は多いと思いますよ。ドライバーがこれだけの出来で安いし、しかもFWも1本35,000円でしょう? 流れで揃えるべきでしょう」
『Z H85』ハイブリッドの印象は? 「ゼクシオ風味のバランス型」(3人)
筒 「このUTは、球離れが早く感じますし、チーピンがこないですね。それに、プル角(左からシャフトが入っている)が強いので、球を中に入れて打ったりしやすい。アイアンライクでいて、打ち出し角は高いです」
筆者 「ボクは基本的にウッド型UTはコースで左に曲がるから大嫌いなんですが、練習場で打ってる分には方向は良かったなぁ。ガバっとヘッドが返って左に巻く感じがなかったから、コースで使いやすそう。まぁ、でもウッド型UTを入れる気はないですけど…」
『Z785』アイアンの印象は? 「顔がシャープになった」(3人+出水田大二郎)
筒 「そう、顔がシュッとしましたよね。このシャープな感じが出たので、ボクは展示会で見た瞬間に“使いたい”と思ってしまいました」
筆者 「ボクも、安定したフェードが打ちやすいと感じました。そっかぁ〜、プル角のせいかも。それならシャフトによる違いで変化が出づらいというのも頷けますね!」
筒 「プル角? う〜ん…。やっぱりフェース長がある程度長くてシュッとした顔になったのは、ユーザーメリットはあるでしょうね。先日、ミズノのときにも【現代病】である、アイアンのつかまり過ぎを指摘しましたけど、この『Z785』も同じで、左を消しやすいヘッドに仕上がっていると思います」
『Z585』アイアンの印象は? 「シュッとして弾く」(3人)
筒 「これフェースの周囲に溝を掘ったせいか分かりませんが、弾きがよくなった感じはします。このアイアンも左にいかない【現代病】対策ができている感じで、鉄板感は相変わらず高い。『ゼクシオフォージド』とどっちを選ぶか、迷う人が多いでしょうね」
P編 「確かに。女子プロたちは『ゼクシオフォージド』派が多いだろう?あれの良さもあるけど、今回のモデルは少し『ゼクシオフォージド』よりアスリート寄りになったんじゃない?なんとなくヒールが低く感じてトップラインがスッとシャープになった印象もあるね。トップラインの丸みが少なくなった気がする。でも、私には弾きが強すぎるし、球もちょっと強いなぁ…」
筆者 「え、そうかなぁ。藤沢ジャンボで打ったときは『785』より最高到達点が高く感じたけど…」
筒 「長岡さんって、どんなアイアンでもむちゃくちゃな最高到達点出す変態でしょ。一般ゴルファーと同じ目線で語らないで」
筆者 「……。(村田さんも変態ゴルファーじゃんか!)」
まとめ:一番ほしいモデルは?
筒 「ボクは断然『Z785』ドライバーですね」
P編 「私は『Z785』ドライバーと『Z F85』の5W!」
筆者 「1つって言ったじゃん!!(怒)」
Text/Mikiro Nagaoka