米男子ツアー アイアン使用率ナンバーワンはタイトリスト。 その中で『MB』愛用者は3割以上!
「ツアープレーヤーが使用アイアンを決める理由は非常にシンプル。自分が望む弾道、結果が得られるかどうかです。その結果、伝統的な『MB』を好む選手が多く、タイトリストアイアン使用者の3割以上に支持されています。例えば、ピーター・ユーライン選手は、弾道の高さだけでなく、左右にボールを曲げてコースを攻めていくため、操作性のよい『MB』を手放せないといっていますし、ウェブ・シンプソン選手も正確なスピンコントロールを求められる番手ほど、『MB』にしています。アイアンには高い操作性(スピンコントロール)を求める。遠くに飛ばすためではなく、いいスコアを出すためにトラディショナルなアイアンが愛されているのです」(ヴァンウェゼンビーク氏)」
ボールを曲げたいときに曲げられる。 それがプロにとって“やさしい”アイアン。
「フェースのどこで当たっても真っすぐいくことがいいのではなく、むしろ打点を変えることで弾道は変化しなければなりません。それは打感、つまりフィーリングについても同様。常に芯で打った時と同じ感触ではなく、打点を変えたなりの手応えがあり、それが弾道の変化とリンクすること。それが自信となり、思い切ったプレーにつながっていくのです」
意図的に打点や軌道を変えて弾道をコントロールしながら、点でグリーンを攻めていくツアープロ。“操作性”と“フィーリング”が何よりも優先される。タイトリストのアイアン使用者の51.4%が『MB』、『CB』、『680』を選んでいるのもこのためなのだ。