溝はなくなったが「チーターテクノロジー」が入った新『VG3』
塗装されているので見落としがちですが、新『VG3』（右）のクラウンは「チーターテクノロジー」という穴だらけで軽量化されています
画像は浮かしているので旧作（左）はそこまでフックに見えませんね…。サイズ感は歴然！
サムライ 「投影面積が大きくなって、シルエットがまったく違うでござる。アベレージ向けとはいえ、フェースアングルもストレートになってつかまりは少し抑えられそうなイメージがあるでござるが、打ってみるとストレート弾道で球の散らばりが抑えられそうでござる。素早く振れるのに、ヘッドの挙動の安定感が秀逸でござる」
筆者 「サムライさん、打球音がさっきと全然違いますよね？」
筆者 「サムライさん、打球音がさっきと全然違いますよね？」
思い切り振れてHSアップ！？
格好は不真面目ですが、試打は真面目にやる2人…
サムライ 「まったく違うでござる。前回の『オノフ赤』は旧がおとなしめで新がかなりの弾きになったのに対して、新旧『VG3』は真逆でござる。新『VG3』はおとなしめの音で食いつき感があって拙者にとっては非常に好みの打感でござる。この打感が嫌いというゴルファーは少ないでござろう」
筆者 「……。（ござるのせいで話しが入ってこない…）先程は憑依してるのかしてないのか分からない筒さん、いや、Mさんは？」
筒 「憑依来ました！！！私（アマMに憑依）は、このシルエットは大好物です。『913D2』よりも投影面積が大きい感じもしますし、球が上がりそうな見た目なので好きです。エースの旧『VG3』よりストレートフェースなので、球がつかまるかなぁ…と思ってましたが、すごくヘッドが走ってつかまりも悪くなかったです。何より一番うれしいのは、曲がりが抑えられること。やっぱり、大きなヘッドの方が打ちやすいしいいですね」
筆者 「……。（やっと憑依したか…。でもそれ、筒さんの好みじゃねぇの？）筒、いや、Mさん。どっちが飛距離が出そうですか？（あぁ〜ややこしい！）」
筒 「私（アマMに憑依）の場合、ミスを恐れて加減し過ぎてしまう悪いクセがあるんです。FWキープしないと勝負にならないので、無意識に置きにいってしまう。だいたいそうなると左に引っかけが出やすいんですが、新『VG3』は適当な打ち方をしても曲がらない安心感があるので、思い切って振れそうですね。球も新『VG3』の方が上がってそうな感じがします。飛距離はちょっと分かりませんが」
サムライ 「飛距離は出ると思うでござる。クラウンが軽量化されたヘッドで俊敏に振れてヘッドの加速感がかなりあるでござろう」
筒 「あっ！それを感じようとしたら、憑依が解けてしまいました、長岡さん…」
筆者 「……。分かりました。もう、ツッコむのもめんどくさいので★を付けてください」
筆者 「……。（ござるのせいで話しが入ってこない…）先程は憑依してるのかしてないのか分からない筒さん、いや、Mさんは？」
筒 「憑依来ました！！！私（アマMに憑依）は、このシルエットは大好物です。『913D2』よりも投影面積が大きい感じもしますし、球が上がりそうな見た目なので好きです。エースの旧『VG3』よりストレートフェースなので、球がつかまるかなぁ…と思ってましたが、すごくヘッドが走ってつかまりも悪くなかったです。何より一番うれしいのは、曲がりが抑えられること。やっぱり、大きなヘッドの方が打ちやすいしいいですね」
筆者 「……。（やっと憑依したか…。でもそれ、筒さんの好みじゃねぇの？）筒、いや、Mさん。どっちが飛距離が出そうですか？（あぁ〜ややこしい！）」
筒 「私（アマMに憑依）の場合、ミスを恐れて加減し過ぎてしまう悪いクセがあるんです。FWキープしないと勝負にならないので、無意識に置きにいってしまう。だいたいそうなると左に引っかけが出やすいんですが、新『VG3』は適当な打ち方をしても曲がらない安心感があるので、思い切って振れそうですね。球も新『VG3』の方が上がってそうな感じがします。飛距離はちょっと分かりませんが」
サムライ 「飛距離は出ると思うでござる。クラウンが軽量化されたヘッドで俊敏に振れてヘッドの加速感がかなりあるでござろう」
筒 「あっ！それを感じようとしたら、憑依が解けてしまいました、長岡さん…」
筆者 「……。分かりました。もう、ツッコむのもめんどくさいので★を付けてください」
直進安定性にシフトした新『VG3』
【HS43〜45m/s、中弾道ドローのサムライ枝松】
構えやすさ ★★★★★★★★
つかまり ★★★★★★★★
弾道の高さ ★★★★★★★★★
打感の良さ ★★★★★★★★★★
ミス許容性 ★★★★★★★★★
低スピン度 ★★★★★★
飛距離 ★★★★★★★★★
デザイン性 ★★★★★★★★★★
【HS40m/s、中弾道ストレートMさん（筒憑依）】
構えやすさ ★★★★★★★★★★
つかまり ★★★★★★★★
弾道の高さ ★★★★★★★★
打感の良さ ★★★★★★★★★
ミス許容性 ★★★★★★★★★★
低スピン度 ★★★★★★
飛距離 ★★★★★★★★★
デザイン性 ★★★★★★★★★★
構えやすさ ★★★★★★★★
つかまり ★★★★★★★★
弾道の高さ ★★★★★★★★★
打感の良さ ★★★★★★★★★★
ミス許容性 ★★★★★★★★★
低スピン度 ★★★★★★
飛距離 ★★★★★★★★★
デザイン性 ★★★★★★★★★★
【HS40m/s、中弾道ストレートMさん（筒憑依）】
構えやすさ ★★★★★★★★★★
つかまり ★★★★★★★★
弾道の高さ ★★★★★★★★
打感の良さ ★★★★★★★★★
ミス許容性 ★★★★★★★★★★
低スピン度 ★★★★★★
飛距離 ★★★★★★★★★
デザイン性 ★★★★★★★★★★
まとめ：誰が買うべきか？
新作（右）はシャローになりましたが、その分ヘッドが低重心にもなっています
筒 「長岡さん、もう憑依はしなくていいですよね？枝松さんもちょんまげ取ってもらっていいですよ。まとめると、新作はこないだの『オノフ赤』と同様に、『VG3』も直進安定性の方に性能がシフトした印象ですね。『VG3』の場合は旧作よりもストレートフェースで投影面積が大きくなるという変化はありましたが」
筆者 「それって、つかまり感は大きく損なったとかはないんですか？」
筒 「いや、そういうわけじゃないです。あくまでヘッド挙動が穏やかで、強ドローというより、ストレート系の弾道になった印象です」
筆者 「それって、つかまり感は大きく損なったとかはないんですか？」
筒 「いや、そういうわけじゃないです。あくまでヘッド挙動が穏やかで、強ドローというより、ストレート系の弾道になった印象です」
サムライさんは「純正シャフトがよく似ていて振りやすい」と語ります…
サムライ 「新旧でそこまでシャフト挙動の差がないので、気持ちよく振れるでござる。だから、そこまでつかまりに関しては心配ご無用でござろう。シャフトの手元がややしっかりで全体が走る感じは共通なので、ヘッド挙動の差は如実に出るかもしれぬ。筒殿、いや、M殿、新『VG3』の方がヘッドが軽く感じて振り抜きやすい感じがしたでござろう。非力なゴルファーにヘッドスピードを上げる効果があるクラブだと言えるでござる。ソールのデザインも非常に良くなったと感じるでござる」
筆者 「……。（あ〜もう、ござるのせいでまったく話しが入ってこない…）ズバリ、購入すべき人は旧作ユーザーですか？」
筒 「もちろん。Mさんにはハッキリと購入を薦めますよ。元々タイトリスターですから、喰いつく打感やおとなしめの音が好きなんですよ、あの人は。そういうクラブの方が長く使えるはずなんです。あと、ターゲットが広がっていますよ、このクラブは。『VG3』ファンだけじゃなくて、PINGユーザーやXXIOユーザーなど、幅広く取り込める要素のあるクラブです。顔が良くて安心感があって、ヘッド挙動が安定して曲がりづらい。デザイン性もオーセンティックな中にまとまりも感じますし、長く使えそうな感じが誰にでもすると思いますから」
サムライ 「ござる！」
Text/Mikiro Nagaoka
筆者 「……。（あ〜もう、ござるのせいでまったく話しが入ってこない…）ズバリ、購入すべき人は旧作ユーザーですか？」
筒 「もちろん。Mさんにはハッキリと購入を薦めますよ。元々タイトリスターですから、喰いつく打感やおとなしめの音が好きなんですよ、あの人は。そういうクラブの方が長く使えるはずなんです。あと、ターゲットが広がっていますよ、このクラブは。『VG3』ファンだけじゃなくて、PINGユーザーやXXIOユーザーなど、幅広く取り込める要素のあるクラブです。顔が良くて安心感があって、ヘッド挙動が安定して曲がりづらい。デザイン性もオーセンティックな中にまとまりも感じますし、長く使えそうな感じが誰にでもすると思いますから」
サムライ 「ござる！」
Text/Mikiro Nagaoka
