大観衆のフェニックスオープン、『TOUR B』が大活躍!
松山英樹の三連覇に期待がかかった今年は、残念ながら松山が2日目から欠場、優勝したのはロングヒッターのゲーリー・ウッドランドだった。
PGAツアーでも屈指の飛距離を誇るウッドランドは、テーラーメイドの契約プロ。ドライバーは早速、最新モデルの『M3 440』を使用している。契約はウッド類だけのようで、アイアンはタイトリストのマッスルバック『716 MB』を愛用している。
クラブばかりに目がいきがちだが、彼のボール選びも興味深いものだ。ウッドランドは、ブリヂストンの『TOUR B X』を契約外で使用している。昨年、国内男子ツアーで賞金王となった、宮里優作が愛用しているボールだ。
海外の選手は、より軟らかい『TOUR B XS』を使用するケースも多いが、ヘッドスピードが強烈に速いウッドランドだけに、しっかりめの打感で、アイアンのスピン量を減らせる『TOUR B X』の方がマッチするのだろう。
また契約外のG・ウッドランドが! BS『TOUR B X』ボール、棚ぼたの怪
いくぶんカラダが大きくなったようにみえるデシャンボーは、飛距離も伸びているようで、ショットとパッティングのかみ合わせにも良さを感じた。ボールを変更したのも、フィジカル面や技術の変化に伴ったものだろう。このあたりのシビアなギア選びは、さすが“科学者”といったところだ。
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— PGA TOUR (@PGATOUR) 2018年2月4日
That close to an ace on No. 16.#QuickHits pic.twitter.com/oq31gUuCoI
日本のゴルフファンとしては、松山の欠場で主役不在の感もあったフェニックスオープン。だが、ことボールに関して言えば、国内メーカーのブリヂストンが大いに活躍していたわけだ。