2018年以降のPGAツアーで『M3』&『M4』ドライバーが5戦4勝
それは、2018年の初戦であるセントメリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズでダスティン・ジョンソンが『M4』を使って優勝したのを皮切りに、第3戦のキャリアビルダー・チャレンジではジョン・ラームが『M4』で優勝。
第4戦のファーマーズ・インシュランス・オープンではジェイソン・デイが『M3 460』で優勝。そして第5戦のウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンではゲーリー・ウッドランドが『M3』の440cm3モデルで優勝を飾り、今年に入ってから5試合中4試合を『M3』&『M4』ドライバーで勝利。なんと、勝率は8割という驚異的な数字なのだ。
PGAのトッププロがわずか2か月で新モデルに切り替えた理由とは?
「通常、ツアープロが新しいモデルに替えるときは、自分が理想とする弾道の高さやスピン量に落とし込むのに、3か月から4か月かかります。しかし、今回の『M3』『M4』は10月の下旬にテストを始めて年内にはクラブが完成。ほとんどのプロが今年に入ってすぐに試合に投入しました。これほど早く選手がクラブを切り替えるのはかなり異例のことですが、『M3』『M4』の正確性の高さがプロに信頼されたからだと考えています」(同社柴崎氏)
また、田中秀道プロも「クラブの機能で飛ばすだけではなく、このクラブは飛んで曲がらないという安心感によってメンタルに余裕が生まれ、それがさらなるナイスショットにつながっていきます。これはプロだけでなく、アマチュアゴルファーにも大きなメリットです」と『M3』『M4』の正確性の高さを高評価。
アスリートからアベレージまで幅広いゴルファーが、高い次元で“飛んでかがらない”を実感できる「M3」「M4」ドライバー。今年一番の注目モデルになること間違いなしだ。
取材・文/苔縄和裕