中空構造&美顔の『G700』アイアン登場!コレはテーラー『P790』も真っ青!?
------------------ PING 発表内容 ----------------------
このやさしいアイアンでは、PINGのエンジニアは中空ボディデザインと薄いマレージングのスチールフェースの利点を活用して、パワーと寛容を最優先し、これまでのPING史上、最長の最高飛距離アイアンを作り出しています。このすべてには、プレイアビリティ、薄い分散性、スリムで審美的に気に入ったサウンドでのサウンドの利点が追加されています。
PING安齋氏 「今回の『G700』アイアンのキーワードは“使える飛び”です。今まで最も進化したアイアンだと自負していて、コースで使える飛びを標榜しています。つまり、飛んで、止まるアイアンです。飛ぶだけではなく、しっかり止まるというのがゴルファーが求めていることではないでしょうか。高さもスピン量もアイアンには必要なのです。グリーン上で止まらなければ、そのアイアンは使う意味があるのですか?というのが、PINGの答えです。
それをするために、開発方法を1から見直しました。今回のアイアンには【マレージングC300】を初採用して、初速にこだわり、CORは0.82オーバーです。薄くして強度もある素材なので、たわみも前作の2倍です。これだけ初速が出るため、ロフトは7番で28度。これはPING史上もっとも立っています。また、中空構造にしていますが、これも高さを出すために採用しています。
シャフトも高さにこだわっています。今回は三菱ケミカルと共同開発の43gのPING Fubukiや、ゼロス6も標準採用し、飛びと高さを出せるようにしています。これらの要素によって、一般的な飛び系アイアンよりも打ち出し角が+1.5度、+700回転、ランディング角度も+1.7度を達成しています。初速は+3m/s以上出ますので、10〜15ヤードくらいの飛距離アップを体感いただけると思います。
そして、ゴルファー心理にも応えて、スマートでシャープな顔にしています。ボテッとした顔のアイアンで飛ばすのではなく、スマートな顔で使いやすいものになっています。飛んで、飛んで、止まるアイアンが『G700』アイアンです」
中空構造の17-4ステンレススチール製ヘッドは、ボディから離れた位置に配置されたジオメトリの設計を可能にし、メタルウッドのような撓みと高いCORのフレームを作り上げ、そして遠くに。
◆マレージングスチールフェース◆(右)
世界で最も強力な合金の1つであるマレージングC300をPINGは初めて採用。フェースの屈曲を2倍にすることで、ボール初速と距離を増加させます。低くて極端なトゥヒールペリメーターウェイトは、高い慣性を保証し、分散を強化する。
ソール幅とオフセットはG400アイアンに似たきれいなキャビティ、ハイドロパールめっきと磨かれたアクセントで、アドレスビューは自信を与えてくれます。
◆やさしいソール形状◆(右)
ソール幅、バウンスとオフセットは、ボールの打撃を改善するため芝のより良い相互作用を可能にし、プレイアビリティと高さを犠牲にすることなく、寛容性と距離のコントロールに貢献します。
PINGの中空構造なんて新鮮!クロスオーバーともまた違う
P筒 「PINGでは珍しいですね。やさしいアイアンなのに、ソール幅が超幅広じゃないところが新しいです。しかも、中空構造はクロスオーバーでやっていましたが、ここまでの完全なる中空アイアンセットは初めてじゃないですか。顔もキレイでバックフェースもシンプルで、なんとなくテーラー『P790』が真っ青になりそうな気が…」
PC村田 「今までで言えば『G MAX』と似たポジションだろうけど、それよりもソール幅がはるかに狭いし、サイズ的な大きさは『G400』アイアンと近いけど、また違った良さがあるし、ロフトも立っているね。7番で28度だもん。PING史上、もっとも飛ぶアイアンと豪語するだけのことはありそうだ」
筆者 「顔がキレイでとにかく上がる中空アイアンというのは、『P790』や『T-MB』の対抗馬ということか。でも、コレが一番大きいですね」