ROGUEの登場で、全ゴルファーに「JAILBREAK」を伝える準備が整った
同社のブランドコミュニケーションズディレクターを務める菅野氏は、「2017年に『EPIC』があって、今年に『ROGUE』がある。この2シリーズでたくさんの方に驚きの飛びを提供する。この2年で完結と考えています。ゴルファーの皆様が興味を持つ"土俵"には上がることができている。あとは性能面を信じて頂きたい」と語る。
ただ、昨年新製品を買った人を100とすると、『EPIC シリーズ』のドライバーを選んで頂いたのは約2割くらい。市場で評価して頂きましたが、『EPIC』が合わなかった方が、ほかに魅力があるクラブを見つけた方が約8割います。言いかえると、まだまだ伸びシロがあるということです。
我々のなかでも、『EPIC』が好調だった反面、次のモデルは大丈夫か?という気持ちもありました。ですが、開発チームはより進化したギアを生み出してくれた。「EPICを超えなければ、出す意味なんてない。」というキャッチコピーでのコミュニケーションは、我々が製品の性能を本当に信じているからこそ、出てきた言葉です」
ゴルファー層の住み分けだけではなく、競い合う関係性の『EPIC』と『ROGUE』。挑発的な問いかけはさらにゴルファーの好奇心を高めるに違いない。