通算287発のスラッガー・田中幸雄さん。9年前にはドラコン選手並にヘッドスピードがあった!
筆者 「え?あの二の腕が足のように太かった、伝説のミスターファイターズですか?マジ!?行ってもいいんですか?すっごい話を聞きたいです。ボクは野球小僧なので、もう憧れですから」
PCM筒康博(以下、P筒) 「ボクがゴルフのMRIである『GEARS』を使って田中幸雄さんをフィッティングしますので、長岡さんはその様子を聞いていてもいいですよ」
筆者 「了解、すぐ行きます!!」
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田中幸雄さん(以下、田中) 「今日はよろしくお願いします。大好きなゴルフのスイングやギアを細かく見れる『GEARS』があると聞いてぜひ見てほしくてお邪魔しました」
P筒 「よろしくお願いします。田中さんは診断シートを見る限り、かなりな腕前のようですね。ベストスコア65、今年のベストも68。その辺のプロゴルファーも真っ青な腕前ですが、お悩みごとは何ですか?」
田中 「昔ドラコンに誘われて出たときにドラコン選手にヘッドスピードで負けないくらい振れていたんですが、やっぱりドライバーが曲がるというか不安定なんです。ショートゲームは大好きで練習量もありますから、弱点はロングゲーム。ドライバーが良ければスコアが出るし、ダメだとスコアになりません。ギアにもあまり詳しくないので、一度自分に合っているかどうか見てもらおうと思って」
筆者 「ヘッドスピードは今の慣らしスイングなのに『GEARS』計測で52m/sとプロゴルファーも真っ青ですね。田中さんがドラコンに出た9年前は60m/s近くありましたよね?ボク、L1グランプリの札幌ドームの会場にいましたから、よ〜く覚えています」
筆者&P筒&P編 「そりゃそうですよ…」
筆者 「日本のドラコン選手の場合、トップどころでヘッドスピード62、3m/sだったと思います。極稀にレアケースもいますけどね。例外だと、元やり投げの国体選手である前田順一郎選手のように70m/s近い猛者もいましたが、真っすぐ40ヤードの幅内に収める人はそれくらいのヘッドスピードが多かったですよね」
田中 「プロ野球選手はゴルフ好きが多いんですけど、自分のヘッドスピードとかよく知らない人も多いと思います。ボク自身もそこはよく分かりませんでした。振っている人を見れば、速い遅いはだいたい分かりますけどね」
筆者 「今までプロ野球関係者の中で、本当にすごく振れる人って、田中さんの目から見てどんな人ですか?」