まずは、構えたときの顔やサイズをチェック。全部いい顔で長く使えそう！
どの顔が好みですか？筆者は顔だけで言えば『P750』がいいなぁ…
筆者 「改めて4機種を比較すると、どれもいい顔をしてるよね。特にマッスルバックの『P730』とセミキャビティの『P750』は、PGAツアートッププロたちのフィードバックを形にしただけあって、惚れ惚れするよ。コンパクトで顔だけで選んだらこの2機種だなぁ」
アマH 「10年前だったら『P730』を選んでいたと思いますけど、今はやさしい見た目の『P770』がいいですね。一番サイズが大きい『P790』でもいいくらい。やっぱりアマチュア的にはサイズの大きさとか安心感があると、スイングも思い切って打てて結果も良くなりますから」
田辺 「顔は好みの部分なので、正直好きなものを選べばいいと思います。ボクは断然『P750』ですね。ターゲットに対して集中できる感じと、オフセット具体のちょうど良さ。『P700シリーズ』の名前の由来はフェース長の大きさなんですよね？確かに、数字の小さい『P730』が一番コンパクトで、PGAツアーのトッププロが好むのも頷けますし、2ミリずつ大きさがフローしていくので、『P790』でも大き過ぎることはなく、プロでも使えると思いますよ」
アマH 「10年前だったら『P730』を選んでいたと思いますけど、今はやさしい見た目の『P770』がいいですね。一番サイズが大きい『P790』でもいいくらい。やっぱりアマチュア的にはサイズの大きさとか安心感があると、スイングも思い切って打てて結果も良くなりますから」
田辺 「顔は好みの部分なので、正直好きなものを選べばいいと思います。ボクは断然『P750』ですね。ターゲットに対して集中できる感じと、オフセット具体のちょうど良さ。『P700シリーズ』の名前の由来はフェース長の大きさなんですよね？確かに、数字の小さい『P730』が一番コンパクトで、PGAツアーのトッププロが好むのも頷けますし、2ミリずつ大きさがフローしていくので、『P790』でも大き過ぎることはなく、プロでも使えると思いますよ」
夏過ぎには『P790』を全番手入れたショーン・ノリス。今年は飛躍の年でした（GettyImages）
筆者 「実際、今年日本ツアーで飛躍したショーン・ノリス（南アフリカ）も、夏以降は下から全部『P790』に入れ替えたからね。海外メジャーでトッププロと回って、アイアンでも飛ばさなきゃいけないと気づいて一時は上からPWまで全部『P790』に替えたらしい。今季は最終的に賞金ランク7位まで飛躍したよね。去年は43位だったから、狙いが大成功したってことかな」
田辺 「え？全部？ノリスって確かまだ35歳ですよね？44歳のI・J・ジャンさんとか、ロングアイアンをやさしく上げるために4Iと5Iは『P790』という選手もいましたが、全部『P790』に替えるとはなかなか思い切ったことをしますね」
アマH 「『P730』から『P790』に向かって、だんだん上級者から初級者向けにサイズが大きくなってロフトも立ってオフセットが大きくなっていくというのは、ゴルファーは選びやすいですよね。どのモデルが自分向きなのか、モデルがたくさんあると分かりづらいことも多いじゃないですか」
田辺 「え？全部？ノリスって確かまだ35歳ですよね？44歳のI・J・ジャンさんとか、ロングアイアンをやさしく上げるために4Iと5Iは『P790』という選手もいましたが、全部『P790』に替えるとはなかなか思い切ったことをしますね」
アマH 「『P730』から『P790』に向かって、だんだん上級者から初級者向けにサイズが大きくなってロフトも立ってオフセットが大きくなっていくというのは、ゴルファーは選びやすいですよね。どのモデルが自分向きなのか、モデルがたくさんあると分かりづらいことも多いじゃないですか」
バックフェースのデザインは、『P750』と『P770』は双子のようだが、まったくの別物だった！
バックフェースは超似てますよね…。でも、タングステンの位置と量がまったく違います！
筆者 「いやいや、でも、真ん中の2機種はすっごくバックフェースのデザインが似てますよ。一見するとどっちがどっちか分からないから、ゴルファーもどちらを選べばいいのか混乱すると思いますけどね…」
田辺 「確かに、こうして実物を店頭などで確認できれば違いは分かるのですが、バックフェースのデザインは同じというか、かなり似て見えますね。打ってみると、2機種はまったく違うというか、『P750』までと『P770』以降の間にははっきりと性能的な境界線を感じますけど」
筆者 「すごく同感。自分も、デザインや製法の印象から2つは似ているのかと思ったけど、まったく別物のクラブだった。『P730』と『P750』はフィードバックの多い、はっきりした操作性重視タイプ。『P770』と『P790』はミスを助けてくれるオートマチックタイプに感じる」
田辺 「確かに、こうして実物を店頭などで確認できれば違いは分かるのですが、バックフェースのデザインは同じというか、かなり似て見えますね。打ってみると、2機種はまったく違うというか、『P750』までと『P770』以降の間にははっきりと性能的な境界線を感じますけど」
筆者 「すごく同感。自分も、デザインや製法の印象から2つは似ているのかと思ったけど、まったく別物のクラブだった。『P730』と『P750』はフィードバックの多い、はっきりした操作性重視タイプ。『P770』と『P790』はミスを助けてくれるオートマチックタイプに感じる」
『P730』と『P750』はダウンブローに打たなきゃ芯に当たらず、フィードバックが多いのだとか…
田辺 「その通りですね。さらに言えば『P730』と『P750』は、クラブがはっきりとダウンブローを求めてきますよ。同じヘッドスピードでも、ダウンブローかレベルブローかで感じ方がまったく異なるのがこの2機種で、上から打ち込むとちょうど芯に当たり、恍惚の打感が味わえます。つまり、上級者が自分の調子を把握しやすい性能を持っているんです。アオり打つとこの2機種は途端にソリッドな打感で自分の悪い状態をきちんと教えてくれますから。この部分は中・上級者には絶対に欠かせない性能で、単に【打感が柔らかいとイイ！】といった単純な話しではない。どの打点でどういう打ち方をすればいいのか？それを打感というフィードバックでしっかり教えてくれます。ボクはこの理由で『P750』を選びます」
アマH 「田辺さんの言っていることも分かりますが、アマチュアの私は『P770』のやさしさにかなり救われました。アオり打ちなどのスイングの状態が悪くても、弾道結果が変わりづらい『P770』だと、なぜか1度のロフト差以上にしっかり距離が出るというか。『P750』よりはるかにタテもヨコも安定した距離が出せました」
筆者 「デザインは同じに見えてタングステンの量がまったく違っていて、『P770』には30gも入っていますからね。すごく挙動が安定するというか、オートマチックな動き方をしますよ。それでいて顔はいい。包容力があって、素直でやさしい性格のイケメンだから、女子プロたちが惚れ込むのも分かるなぁ〜。契約プロの永峰咲希、松森彩夏などはみんな『P770』ですよね」
田辺 「いい顔なのに、『P770』はフェース面全体の動きが一定で、安定して球を押すように動きますからね。操作性は低くなりますが、安定度では『P750』とは段違いでしょう。でも、ボクの中では小顔だし、イケメン度では『P750』の方が上ですが」
筆者 「いや、田辺が一番イケメンだよ（笑）さておき、だいぶ『P700シリーズ』全体の概要が見えてきたね。長くなってきたからそろそろ整理しよう」
アマH 「田辺さんの言っていることも分かりますが、アマチュアの私は『P770』のやさしさにかなり救われました。アオり打ちなどのスイングの状態が悪くても、弾道結果が変わりづらい『P770』だと、なぜか1度のロフト差以上にしっかり距離が出るというか。『P750』よりはるかにタテもヨコも安定した距離が出せました」
筆者 「デザインは同じに見えてタングステンの量がまったく違っていて、『P770』には30gも入っていますからね。すごく挙動が安定するというか、オートマチックな動き方をしますよ。それでいて顔はいい。包容力があって、素直でやさしい性格のイケメンだから、女子プロたちが惚れ込むのも分かるなぁ〜。契約プロの永峰咲希、松森彩夏などはみんな『P770』ですよね」
田辺 「いい顔なのに、『P770』はフェース面全体の動きが一定で、安定して球を押すように動きますからね。操作性は低くなりますが、安定度では『P750』とは段違いでしょう。でも、ボクの中では小顔だし、イケメン度では『P750』の方が上ですが」
筆者 「いや、田辺が一番イケメンだよ（笑）さておき、だいぶ『P700シリーズ』全体の概要が見えてきたね。長くなってきたからそろそろ整理しよう」
