「軽バランスなんて邪道」と思いつつも、マイドライバーで強引にテスト敢行!
PCM編集長(以下、P編) 「あのさ、池田勇太プロは肉体改造の成功があって、今までのスペックが合わなくなった結果、軽いバランスに行き着いたってだけでしょう?君はどうなの?肉体改造なんてしている節は一切ないじゃない。確かに、デブエットで増量しているみたいだけど」
筆者 「あのね、この体に何百万かかっていると思っているんですか!この体重を維持するには恐ろしいほどのコストと時間がかかっているんですから!」
PCM筒康博(以下、P筒) 「……。長岡さん、人はそれを自己管理の欠如だったり、怠惰な人間と呼びます。ただ、欲のままにぶくぶく太っているだけじゃないですか!運動不足で何の努力もしていない長岡さんが、肉体改造した池田勇太プロの真似するなんて、ナンセンスにも程がある」
筆者 「真面目な回答なんて期待してないんですよ。おっしゃる通りですが、ボクとしては池田勇太プロの軽バランスが合わないとは思いつつも、自分のドライバーを犠牲に人身御供になってテストすると言ってるんですから、協力してくださいよ。軽バランスが合わなくても、それはそれでボクがエースドライバーを失うだけの話じゃないですか。鉛を貼るなりでまた対応しますから」
P筒 「そこまで言うなら分かりました。クラフトしてみましょう」
P編 「でもさ、池田勇太プロのテーラーメイド『M1 440』は特別に用意されたもので、ヘッドが180g近くの軽さなんだよね?それで重くてハードな『ディアマナBF70TX』を挿しているってことは、肉体改造で出力が増したからこそ、ハードなシャフトが必要ってことだよ。君はどういうスペックで彼に近いC6バランスを作ろうとしているの?まさか、ただ単純にC6というバランスになればいいってわけじゃないだろう?」
PING『G400』並に曲がらないミライゴルフ『TINIT』はヘッドが軽い!
P筒 「なるほど。そこへ来ましたか。寝かしていた圧倒的なエースシャフトであるコンポジットテクノ『ファイアーエクスプレスBX70』の封印を解くということでしょ?」
筆者 「さすが、筒さん。何も言わなくてもお見通しですね」
P編 「それって、君のスイングDNAに刻まれたエースシャフトじゃない。人生最高のドライバーだった『X18』に入れていた『青マナ83X』に似ていると言っていたアレだよね?PCMでこれまで測った剛性分布の中で、最も『青マナ83X』と似た剛性分布を示していたのが『ファイアーエクスプレスBX』だった。それはいい選択かもしれない。グリップは?」
P筒 「いいセレクトかも。でも、『TINIT』が192gだとしても、池田勇太プロと同じC5やC6にできるかどうかは分かりませんよ。とりあえず近いバランスになるように組んでみますね」