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「シーズン中だけど思い切って替えました!」 プロが惚れ込む最新シャフト

1打にこだわるプロはシャフトに強いこだわりを持っている。シーズン途中にギアを変えた男女プロ4人に話を聞くと、そこには深い理由があった。プロの選択を知ると、自分に合ったシャフト選びの方法もわかってくる。

配信日時:2017年10月12日 14時30分

【松森彩夏】やさしくつかまる設計だから不調をカバーしてくれる

46インチと長尺だが、バランスはD0と軽めに調整。体に負担をかけずに、理想のドローが打てるようつかまるヘッド×つかまるシャフトという組み合わせをチョイス

46インチと長尺だが、バランスはD0と軽めに調整。体に負担をかけずに、理想のドローが打てるようつかまるヘッド×つかまるシャフトという組み合わせをチョイス

怪我に合わせてやさしいクラブに変更

(撮影:米山聡明)

(撮影:米山聡明)

 16年に初優勝を挙げ、17年にはさらなる飛躍が期待される松森彩夏。しかし、今年は思うような結果を残せず、夏には左手指の怪我で、2試合を欠場することに。そんな中、松森が復帰後にテストし、実戦投入を決めたのが三菱ケミカルの『ディアマナRF』だ。「怪我をしたこともあり、クラブセッティングを見直したんです。以前より軽量化しましたし、よりやさしいものを求めて、ドライバーのシャフトを『ディアマナRF』に。つかまりの良さが一番のポイントでした」
 怪我の前後、松森はスイングの不調に苦しんでいた。「私はドローヒッターなのに、球が上手くつかまえられなくなっていました。アドレスの姿勢が崩れ、軌道もややカットに…。細かな調整をしていますが、クラブの面でも調整が必要だったんです」
 松森が元々使用するテーラーメイドの『グローレF2』はつかまりのいいヘッド。ここにつかまりのいい『ディアマナRF』を合わせることで、楽に振ってもドローが打てるよう調整した。 「タイミングが取りやすくなったので、球が暴れなくなりました。怪我の影響で、50グラム台のSにしましたが、軽いから楽に振れて安定感も出ています」
 長いシーズンを考えて、クラブを見直した松森。スイングがさらに復調すれば、ツアー2勝目も見えてくる。

ディアマナRFがおすすめな人>

カット軌道で
スライスに悩む人

【ツアー裏話】シャフト開発に新しい風 “RF”から女性が開発に参加

(撮影:上山敬太)

(撮影:上山敬太)

三菱ケミカルのシャフト開発部は、これまで男性中心だったが、今年から女性開発者が加わった。大学時代にカーボンの研究をしていた入社3年目の岩中華栄さんだ。女性ならではの発想が『RF』の開発に生かされ、より振りやすいものになっている。

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