『エイト』も『ナイン』もゴルファーのスイングを改善する流れだが…
P編 「やっぱり、iPhoneみたいに10代目を『X(テン)』と読ませる方向でくると思うから、何かしらのX、つまりクロスする要素を入れてくるんじゃないかな。例えばシャフトの素材の編み方とか、デザインとか、いろいろ…」
筆者 「でも、今までゼクシオはカチャカチャとか、溝とか、そういうヘッドの機能をデザインに組み込んだことってないですよね。小手先の目新しさに頼らず、本質を追求しているというか。ゼクシオって、やっぱり王道だから、ギミックに頼ることはしないと思うんです。実はボク個人的には、『ナイン』を買おうかどうかすごく迷っていたくらい良いクラブだと思ってました。ヘッドスピード的には合わないんですけど、手元側が柔らかいシャフトが好きだし、ヘッドがミスに強いのはゼクシオだから当然じゃないですか。でも、手打ちでスライス気味の年配の人からは『ナイン』より『エイト』のシャフトの方が打ちやすいという声もけっこうよく聞きましたよ」
P筒 「あっ!分かった。『ナイン』は手元側が柔らかいシャフトでしたよね。『テン』は、真逆で剛性分布的にXを描くように『ナイン』と反対の『エイト』のような剛性カーブを描くモデルなんじゃないですか?」
筆者 「なるほど!それ、アリかも。でも、『エイト』が当たりだった人には良くても、『ナイン』が気に入っていた人を見捨てちゃうことになりますよね……」
筆者 「う〜ん。剛性分布って、マニアックすぎて一般の人は何のことやら?って感じだと思うので、分かりやすくヘッドの予想もしてみましょうよ」