“状況別専用設計”でアプローチがシンプルになる。
『D-036』の大きな特徴は、「Aw」、「Sw」、「Hw」という3つの番手で、それぞれの状況に応じたやさしさと打ちやすさを持つ、 “状況別専用設計”だ。
「Aw」は、グリーン周りのアプローチショットで有効だ。超幅広ソールが地面に刺さることなく、しっかりとライを受け止めて、ソールが滑りながらボールを拾ってくれる。ざっくりやチャックリというアマチュアにありがちなミスになりにくいのだ。順目はもちろん、逆目のラフからでも振り抜きが良いい。
「Sw」は、もちろんバンカーショットに強い。上級者はソール幅の狭いウェッジでもフェースを開くことで、砂を爆発させてバンカーショットできるが、『D-036』の「Sw」であれば、クラブなりに振るだけでリーディングエッジがボールの下に潜り込んで、砂を前に弾いてくれる、エクスプロージョンショットがオートマチックに打てる。ヘッドが砂に刺さって、バンカーから脱出出来ないゴルファーは少なくないが、この「Sw」があれば自信を持って、ウェルアウトが可能になる。
「Hw」は、ロフト角が61度あり、ボールを高くあげて止めるためのクラブだ。グリーン手前や、バンカーを越えてすぐピンが立っていたり、傾斜の強いグリーンの狭いエリアを狙わなければならないとき、ボールをあげなければならないシチュエーションは少なくない。しかし、ボールをあげようとすると右肩が下がり、ダフリやトップのミスになりがちだ。「Hw」なら、特別なことをしなくても、いつもと同じような打ち方で高いボールを打つことが可能になる。ボールをフワリと浮かせるショットは難しいものだが、上下の打点のミスに強いからダルマ落としになりにくく、シンプルにボールがあげられるので、安心感がある。
グリーン周りは 「Aw」、バンカーは「Sw」、上げたいときは「Hw」といったように、それぞれの状況に応じてシンプルにクラブを選べると、コース戦略が簡単になり、一つ一つのショットに集中できる。プレーの判断も早くなるだろう。アプローチが苦手なゴルファーは苦手を克服でき、アプローチが得意なゴルファーはさらに上手くいくというわけだ。
超幅広ソールに特徴のある『D-036』だが、意外にも構えたときの“顔”はオーソドックス。ややグースネックの形状は安心感があり、弾道をイメージしやすくなる。「スーパーワイドソール」のやさしさを、ツアーモデルタイプのヘッドにも注入したストレートネックの『D-036 T.S.(Hw/60度)』も発売されており、こちらのほうが、よりイメージが出るゴルファーも少なくないだろう。
アプローチが苦手なら、その苦手を克服してくれる機能を持つウェッジを使えばいい。このシンプルな結論で、スコアアップできるゴルファーは多いはずだ。
D-036ならアプローチが上手くいく!! QPさんが3つの状況別に解説!!