『金egg』の2Wで、ドライバーを抜いても強いヘンリク・ステンソンになった気分!
P筒 「今日はしょっちゅう見かけるOBがゼロでしたね」
筆者 「はい、曲がらないのもそうですが、『金egg』の2Wで何度かティショットしたんですが、280以上距離が出てました。なんか、こうなると自分がヘンリク・ステンソンになった気分ですよ。彼もティショットで『ディアブロオクテインツアー』の3Wで290くらい打って、ドライバーを入れなくても世界のトップに上り詰めていますよね。コレ使うと、気分は“ヘンリク・ステン金”って感じです」
P筒 「……」
P編 「……。いや、全然うまく言えてもいないし、まずヘンリク・ステンソンに謝れ!しかも、『金egg』はあまりに高反発だから、割れる危険性もある。ヘッドスピード43m/s以上の人間は打ってはいけないって書いてあるじゃないか!」
筆者 「いやいや、失敬。でも、これだけ曲がりを減らして距離を稼げると、正直病みつきになっちゃいますよ。だって、普段だったら5発くらいドライバーでOBしてしまうわけですし……。適合の『赤egg』の2Wも打ったんですが、こちらも同じで2W、今日このまま持って帰りたいくらいです。だって、最終ホールのロングも残り260ヤードちょっとのラフから2Wで届いてましたからね。ティショットで曲がらず、セカンドで狙える範囲が増す。やっぱりFPが大きくなって明らかに使いやすいですよ、今回の『egg』FWは」
筆者 「不思議なのは、ヘッドがはるかに大きいドライバーの方がOBが出て、FWの方が芯を喰って曲がらないんですよね……。『金egg』の2Wが打ちやすい理由を予想するに、超ディープフェースもあるのかなと。『金egg』のFWは反発係数を上げるために超ディープフェースにしていて、これがティアップをやや高めにして構えた時にミニドライバー的な見た目で叩けるんです。投影面積が大きいことと、上下のミスヒットもしにくそうな感じで安心して振れました」
筆者 「え〜、そうなんですか?ディープフェースでもすごい高弾道を打ってたじゃないですか、村田さん」
P編 「アッパー軌道の私は元々軽くてアンダースペックのFWだと下目の打点に当たりやすいんだよ。だから、フェースの上目のエリアは私には関係ない。ディープフェースである必要がそんなにないんだよ。それに、プロギアは高反発FWを作るため、反発係数を上げるために『金egg』をディープフェースにしただけでしょ」
筆者 「筒さんは? コレ、ボクは超いいと思うんですけど」
P筒 「ボクは長岡さんと同じ意見ですよ」
筆者 「ほら〜、村田さんも強がってるだけで、本当はボクみたいに“ヘンリク・ステン金”になりたいと思っているんじゃないんですか?」
P編 「まったく思わない。君のドライバー下手と同じにしないでほしい」
P筒 「長岡さん、スベり続けているのに、力技でゴリ押しするのはやめましょ」
筆者 「……。はい、精進します」
Text/Mikiro Nagaoka