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キャロウェイ『Xフォージド』4年ぶりの新作を発見!雨宿り中の深堀&重永にネホリハホリ…

今週行われる「ANAオープン」の会場、本日は土砂降り。雨宿りで練習を一休みしていた深堀圭一郎、重永亜斗夢が何やらキャロウェイのツアー担当者と密談していたため、覗いてみると発表前の新作を発見!なんと、13年モデル以来発売の無かった『Xフォージド』の新作だった!4年越しの熟成!?

配信日時:2017年9月12日 18時25分

深堀圭一郎が愛用してきた13年モデル(左)、今回テストしていた新しい『Xフォージド』。美しさの違いは歴然!(撮影・すべて上山敬太)
深堀圭一郎が愛用してきた13年モデル(左)、今回テストしていた新しい『Xフォージド』。美しさの違いは歴然!(撮影・すべて上山敬太)

石川遼、深堀圭一郎、重永亜斗夢ほか、キャロウェイ契約の男子プロが使う『Xフォージド』の待望の新作だ!

【時間がない人に新『Xフォージド』の超まとめ】

・無垢の軟鉄鍛造で打感が柔らかくなった(2人談)
・前作に比べてフェースが大きく芯が広い(2人談)
・フライヤーしにくい溝の幅と形状(ツアー担当談)
・深掘も重永も2013年の前作を使用中
・女子プロも使うかもしれない(ツアー担当談)
・発売は10月中旬!?(ツアー担当、話を濁す)

「もう一球打ちたくなるクラブです。でも、なんで今さら?開幕前に欲しかったなぁ〜」(深掘圭一郎)

「とにかく最高到達点が高い。ソールがインパクトで球の下に入ってくれるんです」(深堀圭一郎)

「とにかく最高到達点が高い。ソールがインパクトで球の下に入ってくれるんです」(深堀圭一郎)

――コレ、新しい『Xフォージド』じゃないですか、超気になります!どんな感じですか?

「KBCで初めて打った時に良かったんですよ。狙ったラインから外れなかった。自分の(今の)アイアンだと外れてばっかりだったのにね。バンスの当たり具合がいい、刺さりすぎず跳ねすぎず。ちょうどボールの下を上手く通過してくれた後に、クラブがポンと弾いてくれる感じだから無理して上げに行かなくていい。ボールの下に入った後に当たってくれる感じです」

――今は13年モデルの『Xフォージド』ですよね?弾道や打感などに変化はありますか?

「とにかく球が上がる。打ったときの出球が自分の目線よりもほんの少し上がった感じ。前よりもフェースの上めに当たりやすくなったかな。上げに行かなくてもしっかり上がってくれるね。打感も音もいい。前作は多少硬い感覚があったけど、これは打つとやわらかい。硬いとか難しいとかを感じさせにくい感じ。一番手以上球の高さ(最高到達点)が違ってますね」

――飛距離とか違いはあります?

「距離は変わってないです。何より振りやすい。重く感じないクラブは良いクラブだと思う。軽すぎてもパワーは伝わりにくいし、重いと自分から加速させないといけないでしょう。トータルバランスがいいのが、とてもありがたいよね」
ツアーバンの中で雨宿りしながら、ツアー担当の並木氏と意見交換していた

ツアーバンの中で雨宿りしながら、ツアー担当の並木氏と意見交換していた

――4年近くも使用する使い慣れたアイアンってなかなか変えづらくないですか?

「ボクの場合、クラブは第一印象。ワッグルや素振りをしてみて“打てそう”と思うかどうかが大事です。次に打ってみて、最初どこに当たってどんな感じの球が出るのか。球が上がらないから次にしっかり振らないといけないかな、とか感じないで振れたほうがいい。

何球も打って、クラブに合わせるのもできるんだけど、自分の感覚で打った中で、ちゃんとした球の高さと、当たる位置がしっかりしていることがクラブ選びで一番大事なこと。最初打ったときから本当にラインから外れなかった。自分のスイングに当たり方が適してるんでしょうね。

キャロウェイじゃなくても、ボクが直感的に良いって思うものはいいはずです。過去の歴史上。最初の数発の印象をボクは大事にしてますね」
「肉厚が厚いからか、明らかに打感がやわらかくなった」と深堀は絶賛

「肉厚が厚いからか、明らかに打感がやわらかくなった」と深堀は絶賛

――第1印象は完璧にクリアしたと。

「こういうクラブの大事なところは打感なんですよ。弾きとか飛距離を求めたら、違う機種になる。見た目もよく打ちやすく、打ったときに気持ちがいい。もう一球打ちたくなるクラブです。開幕前に欲しかったなぁ〜」

――プロが気に入るということは、我々アマチュアには難しい?

「いやいや、シャフトのスペックを換えれば、(スコアが)90くらいの人でも使えます。『フォージド』って響きだと難しい印象がある人もいると思う。球が上がらない、飛ばないというイメージが。でも、重量配分を考えてあるし、ひと振りすれば、そんな心配は解消できると思います。ビギナー向けのクラブと比較すれば違いますけど、自分の振った感じでは、中級者から上級者まで幅広く打てる位置づけかな」
前作はスコアラインの数が多い!確かにやさしそうで一回り顔が大きくなっていた

前作はスコアラインの数が多い!確かにやさしそうで一回り顔が大きくなっていた

――それは、具体的にどんなところ?

「見た目が大きいので、ボールを包む感じが強くなってるからね。サイズは大きいけど振っていて重くない。プロでもライによっては打点が1センチくらいズレることもあるけど、ズレたときに距離のバラつきが少ないんですよ。

ミスしてもカバーしてくれる幅が広くなった。いいショットをしたらどんなクラブも(曲がり幅や距離の落ち込みなど、弾道のクオリティが)変わらないけど、これは驚くくらい良い。何で今頃って感じ。もっと前に欲しかったなぁ……」

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