見た目でわかる、打ち出しスピードの速さ
【試打クラブ】
『GBB EPIC STAR』 ロフト角9.5度
『GBB EPIC Sub Zero』 ロフト角10.5度
※ シャフトは両モデルとも『Speeder EVOLUTION for GBB』フレックスS
まずは、コース内にある奥行き50ヤードの鳥カゴ練習場で、試打してみた。練習場のボールはコースボールだ。ちゃんと当たるかこわごわ打った一発目から、ボールの飛び方がいつもと違うのが分かる。初速が速いのだ。
石川遼もコメントしているように、インパクト後、弾道を目で追った時、いつものドライバーショットよりも、ボールが前にある感じがする。見た目で分かる違いがあることに、まず驚きを感じた。
スタートホールは、やさしいモデルという位置づけながら、石川遼などプロの使用者も多い『GBB EPIC STAR』でティショットした。ロフト角は9.5度と立っている仕様だが、一発目から高めの弾道でナイスショットになった。やはり、打ち出し直前のボールの速さが印象的だ。
弾道が高かったのは、50g台の純正シャフトである『Speeder EVOLUTION for GBB』の特性もあるだろう。しなり感が強く、シャフト先端寄りのしなり戻りで、打ち出し角を確保してくれる。タイミングが取りやすく、シャフトのしなりが上手く使えそうな挙動だが、切り返しでシャフトに強く負荷をかけるようなパワーヒッターなら、60g台のカスタムシャフトを選択したほうが良いだろう。