気になるアイアンは、幅広い層に向けた3機種
左からMizuno Pro 118 Mizuno Pro 518 Mizuno Pro 918
新シリーズ『Mizuno Pro』から発表されたのは、アイアンが3機種、そしてアイアン型ユーティリティとウェッジというラインナップ。アイアンに定評のあるミズノだけに、最も自信のあるクラブを、『Mizuno Pro』シリーズの立ち上げに投入した格好だ。
アイアン3機種の中でも、マッスルバックの『Mizuno Pro 118』とハーフキャビティの『Mizuno Pro 518』は、ミズノが誇る軟鉄鍛造製で、さらなる打感の良さと、響きの長い打球音を生み出す『グレインフローフォージド HD』製法を採用している。フェースの打球部付近の鍛流線(金属組織の流れ)を密にすることで、ファンの多い同社アイアンの打感は、さらに良くなっているという。
やや大ぶりのボックスキャビティ、『Mizuno Pro 918』は、打感と強度を兼ね備えた「軟鉄ボロン鋼」を採用。飛距離アップを生み出す高い反発性能を持ちながら、マイルドな打感とスッキリした顔立ちを損ねないところは、さすがミズノといったところだろう。
左からMizuno Pro 118 Mizuno Pro 518 Mizuno Pro 918
一方、周辺重量配分により、『MP』にはなかった、打点のバラツキへの許容性を持っている点も心強い。 新しい『Mizuno Pro』のアイアンには、これまでカスタム採用だった銅下メッキが標準採用されている。銅下メッキとは、通常、仕上げとして施すメッキの下地に、銅メッキを行う仕上げだ。これによって、もともと良かった軟鉄の打感がさらに軟らかく、喰いつき感のあるものになる。ミズノといえば打感の良さ。その声にさらに応えるため、贅沢な工夫が行われている。 3機種は、下2桁が「18」。頭の文字がそれぞれ「1」、「5」、「9」となる。当初はこの3機種だが、これらの間を埋める新たなアイアンの発売も予定にあるという。そちらの展開も気になるところだ。
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