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ゴルファーの美意識を刺激する『Mizuno Pro』シリーズが新たに誕生!

text by kazuhiro koyama

配信日時:2017年7月27日 15時30分

ゴルファーの美意識を刺激する『Mizuno Pro』シリーズが新たに誕生!

新生『Mizuno Pro』シリーズ発表!

左から小鯛竜也プロ、ミズノ代表取締役専務 加藤昌治氏、手嶋多一プロ、小林正則プロ

左から小鯛竜也プロ、ミズノ代表取締役専務 加藤昌治氏、手嶋多一プロ、小林正則プロ

7月21日、東京原宿の東郷記念館にて、ミズノの新シリーズ製品発表会が行われた。
 隣接する東郷神社の持つ厳粛な威容と、水と緑に囲まれた静かな佇まいは、目と鼻の先にある竹下通りの喧騒とは対照的だ。どこか神聖な雰囲気と言っても、それほど大仰なものではないだろう。この会場を選んだことが、日本のものづくり、そして日本の美意識を強く意識した、ミズノのコンセプトに重なるものなのだと、直ぐに思い至った。


Mizuno Proの新しいアイアンの動画をチェック!!


 すでに報道されているとおり、発表の中で最も衝撃的だったのが、新シリーズ『Mizuno Pro』の誕生だった。ミズノには、プロやシリアスゴルファーを唸らせてきたアイアンの代名詞とも言える『MP』シリーズがあり、アベレージ層向けの『JPX』も、川岸史果、工藤遥加といった活きのいい若手が愛用している。どちらも、ゴルファーに認められ、長年評価されてきた人気シリーズだ。
 ミズノでは、日本国内のゴルフ事情を踏まえて、次なる世代に向けて、ゴルフクラブがどうあるべきかを2年ほど前から検討し、そんなゼロベースでの議論の中から、新たな『Mizuno Pro』のコンセプトが生まれたという。
Mizuno Proシリーズについて語るゴルフ事業部事業部長 服部健策氏

Mizuno Proシリーズについて語るゴルフ事業部事業部長 服部健策氏

『Mizuno Pro』といえば、往年のゴルフファンには岡本綾子、そして在りし日の中嶋常幸が愛用していた事を思い出す方もいるだろう。中でも全盛期の中嶋が監修した『Mizuno Pro TN-87』は、軟鉄鍛造アイアンの名器中の名器であり、プロ入り間もないタイガー・ウッズが愛用したモデルの原型となったことでも知られている。
しかし、ミズノゴルフ事業部事業部長、服部健策氏によれば、決して、当時の『Mizuno Pro』の復活ではないのだという。「『Mizuno Pro』は、野球などにも使われている、ミズノの最高品質を象徴するブランドです。誤解されがちなのですが、『MP』をやめて、『Mizuno Pro』にするのではなく、また往時のブランドが復活したのではなく、あくまでも新たなミズノの核となるブランドが誕生したということです」(ミズノ 服部氏)  新しいブランドであることを示すように、かつての『Mizuno Pro』とは、「z」の文字など、ロゴ体に違いが見られる。この新しいロゴは、野球で採用されているもの、そのままだという。

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