スペックによって印象がまったく違う『アッタスCoool』。筆者は“軽硬”がよかった
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6Sのつかまりが悪かった理由を考察するに、全体しなりで他3社のものよりもシャフト全体のしなり量が多いことが挙げられる。その場で回転する筆者にはしなり戻りが間に合わない。軽硬スペックだと同じ振り方をしても、それがきちんと戻ってくる印象が強かった。というわけで、6Sで比較するなら、『アッタスCoool』は一番純正シャフトに近い存在だと言えるのかもしれない。
あまりシャフトに負荷をかけず、手打ち気味の人には相性がいいかも。逆に言うと、ボディターンだとつかまりが悪い気がする。いい意味で、復元が遅いため、手を返して打つ人などには間を取れて叩けるかもしれない。しなり量が多めのシャフトはインパクトロフトが付きやすいものが多いのだが、どういうわけか高打ち出しではなかった。重めでハードなヘッドとは相性が良くないと感じるし、『アッタスCoool』はヘッドもシャフトも軽めのスペックが鉄板だと思う。
筆者が感じた6S比較。まとめるとこうなる!
スピエボ4>ディアマナRF>ツアーAD IZ>>アッタスCool
■手元部分の剛性感
スピエボ4=アッタスCoool>ディアマナRF>ツアーAD IZ
■先端部の剛性感
スピエボ4>ディアマナRF>ツアーAD IZ≒アッタスCool
■センター部の剛性感
スピエボ4>ディアマナRF≒ツアーAD IZ>>>アッタスCoool
■しなり戻り(復元)のスピード感
ディアマナRF≒スピエボ4>ツアーAD IZ>>アッタスCoool
■ヒッター相性度(叩ける順)
スピエボ4>ディアマナRF>ツアーAD IZ>>アッタスCoool
■スインガー相性度(オートマ度)
ツアーAD IZ>ディアマナRF>>スピエボ4
Text/Mikiro Nagaoka