格子状の奇抜なクラウンがプロトタイプ時代から話題だった、HONMA『BERES NX』。ついにデビューした「BERES史上最速ボールスピード」が本当なのか?ゴルフ好きのアマチュア代表、金子昇さん、元日本代表のサッカー選手の波戸康弘さんがぶっつけ本番に挑む!
クラブを12年ほど替えていない金子昇さん
二枚目俳優の金子昇さん。ビジュアル重視で12年前のクラブを使用し続けているが……
ゴルフ大好き俳優の金子さん。ストイックに鍛えていることがスリムな体型から伺えるが、本人は「けっこうやり込んでいた時期もあって平均70台も出ていたんですけど、最近はちょっと停滞気味で気持ちも落ちてるかも…」と話す。クラブは12年ほど前のモノを一度も替えず、「自分がカッコいいと思ったモノをビジュアル重視でそのまま使ってます」。
ある種、クラブの性能や細かなロジックには無頓着で、「かなりビジュアル重視ですね、黄色が好きなのでこのシャフトなんです」とのこと。マイドライバーのトラックマン試打では、ヘッドスピード44.2m/s、キャリー230y、トータル250yをマークし「250yを超えればかなりいい感じだと思います」。
今回の『NX』はプロトタイプ時代からアマチュアにモニター募集を行い、「飛ぶ・打感がいい・顔がいい・ブレない」という触れ込みだったと聞き、「本当ですか〜、良いことばっか言ってて、ハードル上げすぎでしょ!」と疑いつつも興味津々だ。
「10yアップのために筋トレしてた5年間を返して…」
格子状にして剛性を上げたカーボンクラウンに金子さんは「カッコいい!」
『NX』の9°のSを手渡されるなり「ナニコレ、めっちゃカッコいい!」と興奮の金子さん。奇抜な格子状のクラウンだが「顔がよくて構えやすい!なによりビジュアルが超いい!」と早速気に入った模様。12年モノのマイクラブで250yを越えていたデータを上回れるか。
恐る恐る振った初球は、左に引っかけてしまったが、金子さんは「振りやすい!」。マイクラブよりも軽めでいきなりヘッドスピードが46.7m/sと2m/s以上もアップした。少し左をケアした2球目は、やはりヘッドスピード46.5m/sでトータル254y。スピン量が3480rpmも入っていたため、一同「NXだったらもっといけますよ!」と金子さんを煽る。
本人も「もっといける気がする……」と、しっかり振った3球目はなんとヘッドスピード47.3m/sでキャリー256y、トータル280yを記録し、マイクラブを30y上回るどストレートボールを記録した。ボールスピードも69m/sとマイクラブのナイスショットが63.2m/sだったため、驚異的な伸びである。
一番驚いたのが金子さん本人だ。「クラブを替えただけで、こんなに違うとは……。数発でボクのスイングが変わるわけないじゃないですか。っていうか、10y飛距離を伸ばすために、5年くらいかなり筋トレしてたんですけど、ボク……。その時間を返して!って感じですよね。いや、嬉しいんですけど……」と、ショックを受けていた。
3Wが超苦手なHONMAファン・波戸康弘さん
「3Wが一番苦手でほとんど使わない」という、波戸康弘さん。熱狂的なHONMAユーザーです
次に『NX』のFWをテストしたのが、元サッカー日本代表だった波戸康弘さんだ。HONMAのクラブの熱狂的ユーザーで、平均スコアは90ほどの自称・アベレージゴルファーである。特に一番苦手なのが「地面から打つ3W」とのことで「距離を稼ごうとしてリキんで左に引っかけることが多い」とか。
マイクラブの3WはHONMA『TR21』だが、さすがに打ち慣れたクラブ。1球目からトータル221yのストレート球が飛び出した。「本当は一番苦手なクラブですし、本番に強いからかな……。コースでこの球が出たら大満足です。かなりハードルが上がっちゃいましたね」と、マグレ当たりなことを強調する波戸さん。
次に打つのが『NX』の3Wだが、
「カッコいいですよね、ボクはブルーが好きなので、この差し色がすごくいい感じです」と頷く。さすが元日本代表だけに、ブルーのユニフォームの印象ともつながるのだろうか。
初速を出すために格子状で強化されたカーボンクラウンは、これまでのHONMAにはないデザインだが、熱狂ユーザーの波戸さんも、初体験の金子さんと
「カッコいい」と同意見だった。
打ってみると、マイクラブより球が高く上がり、キャリーもトータルもいきなり超える結果で、トータル228yのドローをマーク。波戸さんは
「クラブが仕事してくれている感じがして、サッと振れてパッと結果が出る」と驚く。
打ち出し角がマイクラブより2°以上も上がっていた。
2人がいきなりナイスショットが出た秘密は何なのか? HONMAのイメージをガラリと変えた『
BERES NX』シリーズの設計の秘密など、詳しくは下記の動画をチェック!