NEW『GBB』の存在が、いよいよ明らかに
US キャロウェイのサイトに動画が公開された!※USキャロウェイサイトへリンクします。
かつて、キャロウェイではヘッドの中心部分にウェイトを柱のように挿入する『ビッグバーサアルファ』というモデルがあった。さらに後継モデルの『ビッグバーサアルファ 816』はこのウェイトポートがトゥ側とヒール側の2箇所に増えた。しかし、今回の新モデルはこうした可変ウェイトではなく、フェース側に柱を固定するところに核心がありそうだ。
フェース裏に2本の柱が立つ理由は、正直分からない。しかし、ある程度の推測は可能だ。はっきりしているのは、フェース側に重量物が加わるため、ヘッドの重心位置がより前方になり、浅い重心位置になることだろう。これによってスピン量の少ない強い弾道になりやすく、操作性も高くなるはずだ。
さらに、後方に『グレートビッグバーサ』でも採用されている「ペリメーターウェイト」のような重量物が確認できるので、ヘッドの前方と後方で重量がバランスし、重心位置が極端に遠くなったり、近くならずにヘッドの挙動が安定する効果も期待できる。カーボン素材まで採用し、ヘッド外郭を軽く薄くする現代のドライバーのトレンドを考えると、なおさら、その効果は高まるだろう。
さらに想像すると、現在のほとんどのドライバーは、ボディ部分を作ってからフェース部を溶接している。この2本の柱で、フェース部周辺をより強靭にしたり、ヘッドのぐらつきを抑える効果はないものだろうか。これまで見たこともない、新しい2本の柱は、そんな全く新しいテクノロジーを予感させる。
アメリカでは、すでに発売日も決まり、試打モニターも募集している。日本国内でもまもなく、詳細が明らかになるだろう。前作を凌駕する最新の機能を秘めた、NEW『グレートビッグバーサ』。クラブの全容が明らかになるのが待ちきれない。
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