前後の距離にそれほど違いが出ないのがいい
フィッティングしたら、OT TOUR i90(S)が自分に合っているということで、厳密にはコースで試してみないと分かりませんが、ミスしても前後の距離にそれほど違いが出ない感じがしたので、結果的にはグリーン周りにいってくれるかなと思います。
やはり、ミスに対する許容範囲が広いと思いました。カーボンはスチールと比べて設計自由度が高いですし、今後さらに進化すればより扱いやすいモデルが出てくると思うので、三菱ケミカルのアイアン用シャフトに注目しています。
アイアン用カーボンの印象が一瞬で変わりました
アイアン用カーボンシャフトを試したのは、今回が初めてです。カーボンはもっとやわらかくて、ボールが必要以上に上がったり、方向が散らばったりする印象があったのですが、このOT TOURは今使っているスチールのフィーリングとほとんど変わりません。
イメージどおりの弾道で狙えるうえ、打感はマイルドで心地よく、しかも多少ミスしても飛距離のばらつきがないので驚きました。これだけ振りやすければ、そんなに力まなくても良さそうですね。かなり好感触だったので、もう買おうかなと思っています。
ボールがしっかり乗って強い球が打てた
ドライバーのシャフトが軽くて硬いタイプを装着しているので、それに合わせてアイアンも軽くて硬いシャフトを組み合わせるといった細かなセッティングができるのはいいですね。
アイアンの全番手で理想の弾道に
三菱ケミカルが開発したTOWPREGといわれる樹脂を浸み込ませたカーボン繊維の束を組み紐状に編み上げた構造により、余計な変形を抑えながらも大きなしなりを生み、インパクトゾーンでの安定したヘッド挙動を実現している。
ハードタイプのスチールシャフトを使っているゴルファーには、先端部の剛性を高めて、方向安定性を高めたOT TOUR i100/i90/i80シリーズの人気が高かった。
一方、カーボンシャフト、あるいは軽量スチールを使用しているゴルファーには、スムーズなしなり戻りを実現しながら、高弾道と着弾のバラつきの低減を実現するOT i95/i85/i75シリーズの性能を高く評価する声が多かった。
OT i95/i85/i75シリーズは番手別設計にすることで、ロングアイアンからウェッジまで全番手のシャフト重量を均一化し、より理想的かつ精密なウエイトフローを実現している。さらに、従来のRフレックスよりもしなやかなFRが今秋ラインアップに追加する予定になっており、こちらが発売されれば、より幅広いゴルファーに対応することになるだろう。
三菱ケミカルが開催しているフィッティングでは、アイアンの各番手が理想の弾道になるよう、重量帯、フレックス、シャフトの長さなど細かなセッティングに対応している。フィッティングで最適なスペックのOTアイアンを組み合わせれば、スコアアップに大きく貢献すること間違いないだろう。