ALBA Net  ゴルフ
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本間ゴルフの『T//WORLD GS ドライバー』ってどんなクラブ?

ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!

配信日時:2021年3月19日 17時00分

「気軽で本格派なクラブだ!」 by ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典

<試打スペック>『T//WORLD GS ドライバー』
ヘッド素材:Ti811チタン合金
フェース :Ti6-4チタン合金
ヘッド体積:460cc
シャフト :SPEEDTUNED 48(S)
ロフト  :9.5度(10.5度、11.5度もあり)
長さ   :45.5インチ
ライ角  :59.5度


ロマン派ゴルフ作家の篠原です。
今回は『T//WORLD GS ドライバー』のお話です。

『T//WORLD GS ドライバー』で、最初に感じたのは、いわゆる海外ブランドのドライバーのようなシェイプ、ということです。ドローバイアスが強調されていますが、ストレートに見えるように、きれいにチューニングされています。アドレスビューは、ほぼ完璧です。

ソールを見ると、ウェイトの位置がヒール寄りで、ドローしやすい雰囲気を感じます。でも、構構えやすいドライバーなのです。

打ってみると、打音に特徴があってビックリさせられました。
音量はちょうど良く、音質が濡れた鞭のような締まった金属音です。パシーンではなく、パシッという擬音を当てたくなる音です。これは多くのゴルファーに受け入れられると思います。日本のゴルファーで打音にこだわる人が、好きな傾向を知り尽くしている本間ゴルフの本領発揮です。

『T//WORLD GS ドライバー』の弾道は、高めの中弾道で、ややドローします。スピン量が少ないというよりは、初速が速いという強いボールで飛んでいきます。

平均飛距離は220ヤードでした。最も飛んだホールで235ヤードです。飛距離性能はトップレベルです。これには正直に書くと想定以上でした。搭載しているテクノロジーから想像すると、一世代前の飛距離性能を考えていたからです。

右に打ち出して、少し戻ってくるドローが気分良く打てます。特筆すべきは、低めのフェードや、低めのドローが敏感に打ち分けられるのです。使い熟せれば、イメージした弾道を自在に打てるドライバーになりそうです。

『T//WORLD GS ドライバー』は、ややとらえる挙動、少しつかまるドライバーが好きなゴルファーにオススメです。

欠点ではなく、良いところなのですが、敏感に弾道に反応が出ます。曲げたいと思って、そのように打てば、弾道が変わります。フェードは小さめですが、ドローはややドローの次に、グッと強く曲がるボールになります。ドローボールの弾道の段階がきれいな正比例ではなく、急に反応が良くなります。

『T//WORLD GS ドライバー』を使い熟すほどに、愛着が湧き、好きになるクラブだと思います。コストパフォーマンスに優れているところも『T//WORLD GS ドライバー』の魅力です。飛距離1ヤード辺りを金額に換算したら、市場でトップになれるかもしれません。

個人的には、中古のクラブでゴルフをスタートした若いゴルファーの初めての新品ドライバーになって欲しいと強く思ったのです。難しすぎず、やさしすぎないドライバーは、ゴルファーを育ててくれるからです。

コメンテータープロフィール

篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・ゴルフギアライター。ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、現在はゴルフエッセイストとして活躍中。

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