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本間ゴルフの『T//WORLD GS ドライバー』ってどんなクラブ?

ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!

配信日時:2021年3月19日 17時00分

「高性能でコスパ最高のドライバー!」 by ヴィクトリアゴルフ世田谷店チーフ・佐藤一樹

ヴィクトリアゴルフ世田谷店・佐藤です。
本間ゴルフ『T//WORLD GS ドライバー』の印象をお伝えします。

本間ゴルフが2021年1月29日に発売したクラブで、「WOW+10!」というコピーでした。名称の『GS』は「GAIN SPEED TECHNOLOGY」の略で“さらなるスピードの獲得”という意味になるそうです。

『T//WORLD GS ドライバー』は、5つのテクノロジーを搭載しています。

「クランクスリット」が目立ちます。ソールのフェース寄りに、鍵形のような形状の溝がそのテクノロジーです。インパクト時にたわみを瞬時に戻すことで初速をアップさせ、トウ側の溝の幅が大きいことで、ミスヒットしたときのギア効果を高める効果もあり、弾道を補正する狙いもあるようです。

次は「ラジアルフェース」で、フェースの裏側の構造を打点を中心に放射状にリブを配置したことで、反発力アップと反発エリア拡大したそうです。上下のミスヒット時のブレにも強くなる効果も期待されています。

「キールデザイン」は、タングステンウェイトをソールの後方のヒール寄りに配置して、ドローバイアスを強めにしています。

本間ゴルフの18番である「NON-ROTETING SYSTEM」で、ライ角やロフト角を無段階調整でき、最後に専用シャフト「SPEEDTUNED」を採用しています。

『T//WORLD GS ドライバー』の開発のテーマは“飛距離性能”と“やさしさ”の両立を目指すということです。

新素材や世界初みたいなテクノロジーではなく、本間ゴルフが蓄積したテクノロジーをブラッシュアップして高機能に仕上げたのが『T//WORLD GS ドライバー』だといえます。


世田谷店のお客様の『T//WORLD GS ドライバー』の反応は……

大好評で、大ヒットと言えるぐらい売れています。



『T//WORLD GS ドライバー』が売れている理由は複数あります。

一つには、値段が安く、お得感があるということ。

一つには、初速が出るので、試打して結果が出ること。

打ち応えに適度な重さがあって、打った感触が「飛ばした!」という気になること。

調整機能が上手に機能して、弾道調整がわかりやすいこと。

腕前や年齢に関係なく、色々なタイプのゴルファーが使えること。


お客様に受けやすいのが『T//WORLD GS ドライバー』です。ドライバーとして、魅力に感じる部分がたくさんあって、それぞれにわかりやすいのです。



自分でも打ってみました。

最初に感じたのは、低スピンなボールが打てる、ということです。強いボールが出ます。そして、飛びます。『T//WORLD GS ドライバー』は、かなり飛ぶクラブです。フェースの弾きが良いのです。やわらかいのに、弾き感はしっかりとあるという感じです。

コストパフォーマンスが良く、高性能なドライバーが欲しいゴルファーに『T//WORLD GS ドライバー』はオススメです。

個人的には、打音が気になります。高反発系の高音と大きな音量は、好き嫌いがハッキリと分かれるからです。打音を抑え気味にしたドライバーが多いのが最近の傾向ですので、逆に、これが良いのだ、と『T//WORLD GS ドライバー』の打音に飛びつくゴルファーもたくさんいるように思いますが、何とも不思議な感じがします。

『T//WORLD GS ドライバー』は、本間ゴルフが、かつてのボールのように価格に挑戦したクラブです。あらゆるゴルファーに試してもらいたいドライバーです。

コメンテータープロフィール

佐藤一樹
目の肥えたお客様が多いヴィクトリアゴルフ世田谷店でチーフを務める。

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