11月13日発売のタイトリストTSi3が使用率1位を獲得。ツアー支給されてすぐに、ジャスティン・トーマス、ジョーダン・スピース、アダム・スコット、チャーリー・ホフマンら多くのプレーヤーがスイッチ(他メーカーのドライバー使用プロを含む)した、今一番HOTなモデルだ。ここ最近のタイトリストドライバーのパターン通り「2」と「3」があり、「TSi2」が大きめヘッドなのに比べてこちらの「TSi3」は、クラシカルなタイトリスト的洋梨フォルム。ゴルフ業界ではタイトリストだけが使える新素材「ATI 425チタン」をフェースに採用、吸い付くような打感と柔らかい打球音を実現させたほか、上下MOIを10%上げることが可能になり、打点が上下にばらついてもインパクトロフトが変化しづらくなった。また、打点に重心を近づける「SureFit® CGトラック搭載」でスイングのパワーをボールに無駄なく伝達できるのも見逃せない長所。プレミアムシャフトとしてオプションで用意されたのは、松山英樹が長く愛用する、10年以上前のモデル「TOUR AD DI」。こちらは様々なシャフトとのマッチングテストの結果選ばれたという。なお、先行試打したメディアのテスターやYoutuberが続々と即買いを表明しており、今後品薄になる可能性もあるので要注意。
タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ、ジョン・ラーム、マシュー・ウルフ、ジェイソン・デイらのスター選手が選んだ「SIM」ドライバーが2位を獲得。テーラーメイドらしく最新のギミックが満載のモデルだが、特筆すべきはモデル名の由来(Shape In Motion)となったヘッド形状。一般的なドライバーよりもクラウンとソールの後ろを持ち上げ、きれいな流線形にすることで空気抵抗は減少させ、それによって生じる高重心化をマルチマテリアル化と「イナーシャジェネレーター」と名付けられた突起をヘッドの後方下部に配置したことで解消。高慣性モーメントと低スピンを両立した。
MAVRIKのツアー支給版。日本でも6月に限定販売されたが、あっという間に売り切れた。市販モデルの「MAVRIK Sub Zero ドライバー」と同じくヘッド体積450㎤だが、いわゆる洋ナシ型の伝統的なフォルムとなっているのが特徴。フェードが打ちやすいヘッドになっているため、引っかけなどの左へのミスを気にすることなく叩いていける。