新鮮な気持ちで向き合えるウェアの存在
「昔はモチベーションを上げるための一要素として、例えば赤だったり、派手めなウェアを試合で着ていました。今は試合でも、割と普段着ているというか、好きな格好やテイストに近づいている感じがします。そういう意味では、本大会でも着ているトラヴィスマシューのウェアは、今の自分にしっくりきますね。自然な気持ちでプレーに臨める、という新鮮な感じがあります」(石川)
米カリフォルニア生まれで、サーフカルチャーから派生したライフスタイルブランド、トラヴィスマシューのゴルフウェアは良い意味で「無理がない」。頑張って自分をできるだけ良く見せようとか、そういう無意味な気取りはない。ただただ上質で、そして上品で飽きのこないオーセンティックなカジュアルスタイル。石川が3日目に選んだのは、ミニマルシックなモノトーンだった。
3日目はブラック×グレーの洒脱モノトーン
「ここ最近は4日間を通じて、フラットな気持ちでプレーできるようなウェア選びをしています。だから、ウェアのカラーやデザインによって、モチベーションやメンタルを左右されるようなことはないですね。また、『このコーディネイトをこの日に着よう』ということはあらかじめ決めていません。特に勝負カラーもなく、ゲンもまったく担がない。そういう今の自分を、そのパフォーマンスを自然にキープしてくれるような存在ですね、トラヴィスマシューは」(石川)
常に平常心でいられるようなスタイルを求めている、というトップアスリートとしても新境地を迎えている石川。それを体現するかのような3日目のスタイルは、雨対策として撥水性とストレッチ性の高いシンプルなブラックジャケットに、個性的なボタニカル柄のグレーパンツで遊び心を加えたアレンジ。これ見よがしではない都会的な雰囲気はタウンユースでもしっくりくる。
「逆にトラヴィスマシューを着ている僕を、皆さんがどう思われているのかが気になります。いつもとはイメージが違うと思うので、知りたいですね」(石川)