石川遼は軟らかいインサートが好み? インサートで変わるボールの転がり
石川遼が新パターをテスト!
石川は、これまでのオデッセイのラインナップにはなかった、『#2M』というやや大振りなマレット型タイプをチョイス。トウとヒール部に重量がある、いわゆるアンサー型に、大きく角張ったフランジがついた形状で、石川が愛用する『#9』よりも二回り大きいものの、そのあたりが少し似ていると言えなくもない。
本人のコメントによると、この『DYPEパター #2M』は、「ラインに対してストレートに打っていきやすいパター」という評価だった。石川曰く、パッティングの感覚が良いときは、L字マレット型を使っているものの、「L字でちょっと癖がつきすぎてしまった時に、バランスを取るために、L字とは対象的なマレットを使用している」のだという。
目下、石川は出場した3試合でベスト3を外していないという好調ぶりで、今のところパターをすぐスイッチするということはないようだが、大きめのマレット型パターを使うことで、例えば、フェースの開閉が強くなりすぎたり、左めに外すことが多くなったときなどに、ストロークを矯正する効果がありそうだ。
