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キャロウェイの『MAVRIK SUB ZERO ドライバー』ってどんなクラブ?

ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!

配信日時:2020年3月20日 17時00分

「我慢しないで打てる!」 by ヴィクトリアゴルフ新宿店・永井聡

ヴィクトリアゴルフ新宿店・永井です。キャロウェイ『MAVRIK SUB ZERO ドライバー』の印象をお伝えします。

『MAVRIK SUB ZERO ドライバー』は、キャロウェイが『LOGUE』ブランドを廃止し、新しく作った『MAVRIK』ブランドの3種類の中の最上位に位置付けられるドライバーで、2020年2月7日に発売されました。

『MAVRIK SUB ZERO ドライバー』は、プロや上級者向けという印象があるクラブです。ソールを見ても、低スピンになるようなウェイト配置が明確です。

AIフェースは、「FLASHフェースSS20」になりました。モデル別、ロフト別にデザインされています。素材も「FS2S チタン」になり、より強く、軽量になりました。インパクト時のエネルギーロスを減少させて効率良く反発します。

「サイクロン形状」という流線型のヘッド形状も採用されました。クラウンがフラットで、ハイバックになっています。空気抵抗を削減して、ヘッドスピードを高める効果があります。キャロウェイのウッド系クラブの定番になっている「JAILBREAK テクノロジー」と「トライアクシャル・カーボンクラウン」も進化しつつ搭載されています。

『MAVRIK』シリーズは、フェースだけではなく、ボディの解析もAIが行っていて、心地良い打音とフィーリングを得られるようにチューニングされているそうです。

ヴィクトリアゴルフ新宿店では、『MAVRIK SUB ZERO ドライバー』は売れています。しかし、打てるお客様が限られるので、数としては多くはありません。

お客様に試打していただいて、最も多い声は「打てなくないよね」というものです。ちょっと無理かもしれないと感じつつ、試打してみるとちゃんと結果が出る、ということなのです。『MAVRIK SUB ZERO ドライバー』は、実は、「SUB ZERO」の名前が付いたドライバーとしては、かなりやさしいといえます。

やさしさを感じる最大の理由は、芯の広さです。芯をボール1個分外しても、真芯に当たったときの飛距離とほとんど変わらない結果が出ます。こんなドライバーは見たことがない、とお客様は驚かれます。

『MAVRIK SUB ZERO ドライバー』は、スピン量が多いゴルファーにオススメです。

自分で打っても、『MAVRIK SUB ZERO ドライバー』は好感を持ちました。つかまり具合がちょうど良いのです。何も我慢せずに使用できるドライバーは、滅多にありませんが、『MAVRIK SUB ZERO ドライバー』は該当します。

『MAVRIK SUB ZERO ドライバー』は、飛距離性能の高さも魅力です。前ブランドの『LOGUE』も飛びましたが、初速は『MAVRIK SUB ZERO ドライバー』のほうが出ます。何よりも、ミスヒット時の飛距離が前代未聞です。本当に距離が落ちません。

上級者向けだと敬遠せずに、特にパワーがあるゴルファーは『MAVRIK SUB ZERO ドライバー』を打ってみることをオススメします。未経験のショットを打てる不思議なドライバーを経験してください。

コメンテータープロフィール

永井聡
ヴィクトリアゴルフ新宿店スタッフ。PING公認フィッター、オデッセイパターマスター、宮里流直伝インストラクターの肩書を持つ。

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