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本間ゴルフの『TW-S ボール』ってどんなボール?

ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!

配信日時:2020年2月7日 17時00分

「ボールを運ぶ感覚を堪能せよ!」 by ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家の篠原です。今回は『TW-S ボール』のお話です。

<試打スペック>
構   造/3ピース
コ   ア/S-fastコア
カ バ ー/ウレタンカバー
ディンプル/326
カ ラ ー/ホワイト、イエロー

『TW-X ボール』は、二代目になって二つに分かれました。『TW-X ボール』と『TW-S ボール』です。『TW-S ボール』はスピン性能に特化したボールということのようです。

コースで『TW-S ボール』を打ってみました。

やさしい打音です。やや濡れて鞭のような音質です。音量は控えめ。新しい『TW-X ボール』とあまり変わらない打ち応えです。潰れる感触は強烈ですが、新しい『TW-X ボール』も柔らかいので、その差は相当敏感なゴルファー以外はわからないと思います。

飛距離性能はトップクラスです。こちらも『TW-S ボール』は、『TW-X ボール』とほぼ差が出ないほどです。優秀です。中弾道のボールをうちやすく、スピンもかかるほうです。個人的に強く思ったのは、ツアーボール感が薄れたということでした。

ツアーボール感は、究極的には、ボールを狙い通りに止めることが最優先されます。飛びすぎても、止まりすぎてもダメなのです。『TW-S ボール』は、スコアメイクとしては多少のマイナスでも、楽しくゴルフができればイイじゃない、という開き直りを感じました。

『TW-S ボール』は、40m/秒前後のゴルファーで柔らかいボールを探しているゴルファーに、プラス高性能です、とオススメします。安価なツアーボールを求めているゴルファーにもオススメです。

『TW-S ボール』は、打ちながら、ボールを運ぶような感覚になりました。マン振りも、振り切るショットもゴルフの醍醐味ですが、ボールを運んで安定して高スコアを維持するのも醍醐味の一つなのです。スペシャルなボールを打ってもらいたいと思います。

コメンテータープロフィール

篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・ゴルフギアライター。ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、現在はゴルフエッセイストとして活躍中。

製品情報

本間ゴルフ『TW-S』ボール

構   造:3ピース
カ ラ ー:ホワイト/イエロー
カ バ ー:ウレタンカバー
コ   ア:S-fastコア
ディンプル:326
ボールNo :1/2/3/4

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