限りなく低重心
見た目はどうなんだって?F9の特徴的な四角い見た目は明らかに他の製品とは一線を画していた。ユニークかつ大胆。とりあえず、違っていることが重要なのだ。
ゴルファーというものは、他と違うものが好きな人種なのだから。
そのF9スピードバックに改良を加えた2020年のスピードゾーンアイアンでは、アベレージからハイハンデのゴルファーが求める三種の神器、ミスへの寛容性と打感と飛距離性能がさらに向上した。
見た目はほとんど前作と変わらない。
コブラいわく、F9スピードバック アイアンでは、約33gのタングステンウエイトをトゥ&ヒールに配し、ボックス型の形状にすることで、従来のブレード全長とトップラインを維持しつつ、飛距離性能と寛容性で新境地を開いた。
また、独自の2層構造のソールを採用することで、芝の抜けを改善し、さらなる低重心を実現した。
今年の『Most Wanted』を見ると、あらゆる面においてそれらの目論見は成功し、最も優秀なアイアンのひとつとして存在感を示したことがわかる。
