ALBA Net  ゴルフ
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本間ゴルフXP-1アイアンとメタルウッドを発売

世界制覇に向けた本間ゴルフの戦略とは!?

配信日時:2019年10月31日 20時00分

本間ゴルフXP-1アイアン
本間ゴルフXP-1アイアン

ホンマ、アメリカ市場への挑戦!

間違いなく、ホンマはアメリカ市場を「本気で」攻めようとしている。

PGA Showではお決まりのように、日本メーカーがいかにアメリカ市場を攻略するかという話題がのぼるが、リーダーシップ戦略という意味ではホンマはすでに先行している。

発売にあたりホンマから公式にその詳細が語られた。

テーラーメイドとアディダスの前CEO(北米)のマーク・キング氏がアドバイザーとしてホンマの指揮を執っていたが、その後は新社長にジョン・カワジャ氏が就任。

カワジャ氏は11年に渡りテーラーメイドのトップとしてアメリカ市場を確立し、商品部門副社長に就任したクリス・マッギンレー氏はタイトリストで20年に及ぶ経験を持つ。

カワジャ氏は、ホンマをグローバル企業に育てたいと闘志を燃やしている。

ゴルフ界で最も市場の大きいアメリカに挑戦し、強気な戦略でビジネスを拡大させようと考えている。

日本を代表する老舗メーカー

柿の木からのフルサイズドライバーヘッド

柿の木からのフルサイズドライバーヘッド

競合他社はヘッドをコンピューター上で設計しているが、ホンマは熟練の職人により手作業で、柿の木からフルサイズのドライバーヘッドを作ることから始めるという。

すべて手作業で削り、形を作り、完璧に研磨された後に、CAD部門に送られコンピューターに入力される。

職人による手作業が、どれほどクラブ性能に影響を与えるのか?

おそらく、それほど影響しないだろう。しかし、クラブがもつ特有の美しさはホンマの職人の目と技にあると考え、彼らに絶大な信頼を置いている。

ここ数年、イ・ボミプロを始め数多くのツアープロの活躍で、幅広い世代にその名を広めた。

商品部門副社長に就任したクリス・マッギンレー氏はこう述べる。

「ホンマのクラブを振ると、特有のしなりを感じる。シャフト先端のヘッドを感じてほしい。」

ホンマは包括的なクラブ設計を念頭に、シャフト設計をヘッドと並行して行う。

XP-1ドライバーとメタルウッド向けに独自のVizardシャフトを作る。シャフトオプションは43g〜63g、中央が軟らかくしなり、バットとチップが硬いのが特徴だ。

「ヘッドを感じられるようにトルクを増やしたが、しなりは十分にある。実はこの二つを同時に実現するのは容易ではない。振動計で測ると少し硬めにふれるが、実際にクラブを振るとヘッドを感じられ、ボールがフェースから押し出されるのを体感する。」という。

匠の技が世界中を魅了するのか?

シンプルなルックスだが、ホンマが自信をみせる“美しい”クラブをどうぞご覧あれ。

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