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ビックフット!?テーラーメイドから新作ウェッジが登場!

ツアープロが認めた最新モデルが発売。その特徴は錆!?

配信日時:2019年9月21日 18時00分

テーラーメイド MG2 ウェッジ
テーラーメイド MG2 ウェッジ

錆びることが前提

錆のでるウェッジは、随分前からツアーで人気を誇っている。

クリーブランドのオリジナルの588 RTGを覚えているだろうか。錆びつかせる仕上げによりまぶしさを完全に抑え、これが多くのプレーヤーに好評を博した。

またこの仕上げにより、テーラーメイドは、錆がスピンを増やす一役となると考えるブランドの一つとして知られるようにもなった。

我々には受け入れられない話だが、数ラウンドで錆びるウェッジを好む人がいるということはよく理解できる。

そして、これこそがMG2ウェッジを他と差別化する一番のポイントなのだ。

新MG2ウェッジは、多くの「錆びるようにデザインされた」ウェッジと異なり、錆びるのはフェースのスコアラインの間だけ。

そして、今回のウェッジでは、店で陳列されている時に錆びないようにナイキのエンゲージシリーズに似た手法が施されている。

エンゲージウェッジでは色分けされたワックスのような素材が採用されていたが、フェースを覆うステッカーが使用され新品の状態をキープ。

購入前に錆びついてしまうウェッジを好まないゴルファーに向けた良い施策と言える。

スピンについても語らないわけにはいかない。

特徴はテーラーメイド独自の新ZTP-RAW GROOVEで、溝がより鋭く、より深くなっており、溝と溝の間隔も狭く、溝の半径もシャープになっている。

これにより摩耗は早くなるが、溝と溝の間にレーザーエッジングも施し更にスピンがかかるようになった。フェースがノーメッキということも消耗が早くなる要因となるだろう。

また、「Thick-Thin」ヘッドデザインを新採用。ウッドやアイアンのデザインと同様、フェースが1.4mm厚くなっておりソリッドな打感を実現している。

そしてバックキャビティ部分にTPUインサートを採用したことで重量は変わることなく、不要な振動を抑えることにより打感が向上した。

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