「アイアンと同じ感覚で打てる」、空気抵抗の少ない大型ヘッド
この疑問を解消するのにヒントになりそうなのが、『Gシリーズ』に採用されている「タービュレーター&ボーテック」だ。空気抵抗を約37%軽減(※同社比)して、ヘッドスピードを上げるというテクノロジーだが、スイング中の抵抗が少ない分、ヘッドの大きさを感じさせず、これまでのような振り抜きの良さを実現しているのではないだろうか。
それを裏づけるように宮里も「アイアンと同じ感じで打てている」とコメントしている。マッスルバックの小ぶりなアイアンと、投影面積の大きな460cc大型ヘッドのドライバーの振り感が「同じ感じ」でスイングできるなら、大型ヘッドのメリットを大いに享受できる。
『Gシリーズ』については、「ボールがねじれないし、つかまりがいいので、逃がすフェードが打ちやすい。全米オープンから使い始めて、日本に帰ってからも引き続き使用しています」とかなり気に入っている様子だ。ボールがねじれないとは、落ち際で意図しないボールの曲がりがおきないということ。もともとドライバーの上手い選手だけに、信頼するギアを手にできた意味は小さくないだろう。
プロ入り後は、期待されたような成績をなかなか上げることが出来なかった宮里。しかし、30代半ばに入ってから、再びプレーヤーとして大きく成長しようとしている様は痛快だ。これから日本ツアーは大きなトーナメントの続く秋の陣。新ドライバーを手にした宮里の活躍に注目したい。
【宮里優作 使用ドライバー】
ピン『Gシリーズ』
ロフト角9.0度(※調整機能によって、1度立てて8.0度にして使用)
シャフト:グラファイトデザイン Tour AD MJ 7TX Proto 44.75インチ
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CLUBPING Gシリーズドライバー
