はっきりとした特徴を持つ4種類のボール
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特に、ほとんどの参加者はボールを変えただけで、目に見える飛距離の差が生まれていた。数ヤードから10ヤード強は飛距離が伸びる人が多く、驚いたことに20〜30ヤード以上アップした人もいた。ゴルファーにとって最も関心の高いドライバー飛距離に、ボール選びが大きく影響するのだ。
改めて、参加者が打ち比べた4種類のボールを紹介しよう。
まずはスピン系に分類される2モデル、『TOUR B X』と『TOUR B XS』だ。
もちろんスピン系ボールということで、外層は軟らかなウレタンカバーでアプローチでは非常にスピンがかかる。内部構造は「スーパーハイドロコア」というコアの中心部と外側に硬度さを設けたブリヂストン独自のテクノロジーで、その特徴はさらに強調される。
つまり、アプローチやパットでは外側の軟らかい部分が機能し、より衝撃が大きいドライバーなどのフルショット領域では、中のコアまで潰れることで余計なバックスピンを抑えることができる。これが飛んで止まるという、相反する性能を実現するメカニズムだ。
『TOUR B JGR』と『PHYZ』はディスタンス系に分類される。
スピン系の2機種に比べると、ドライバーでのスピン量がより減少しやすい。
こちらはスピン系とは逆に、「内軟外硬」構造になっているのだが、コア自体は対象ゴルファーに合わせて、より軟らかくなっているので、インパクトでしっかりとボールが潰れて、低スピンになる。コアが軟らかい分、打感も軟らかく感じられる。