ALBA Net  ゴルフ
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マット・クーチャー 4年半ぶりの優勝の裏に<br>使用ボールの変更あり

text by Kazuhiro Koyama

配信日時:2018年11月14日 20時39分

道具を変えて、若き飛ばし屋に勝利!

5年使った「ブリヂストン J715 B5」から「TOUR B JGR」に変更している(写真:GettyImages)

5年使った「ブリヂストン J715 B5」から「TOUR B JGR」に変更している(写真:GettyImages)


クーチャーはあまりクラブを変更しないプロとして知られるが、今年2月に、ドライバーを5年使った『ブリヂストン J715 B5』から『TOUR B JGR』に変更している。これもボールの変更と無関係ではないだろう。ドライバーを変えたことに伴い、クーチャーが求める弾道を追求した結果、選ばれた組み合わせというわけだ。

この変更を決断するまでには、多くの調整を繰り返したというが、結果として、新しいドライバーとボールの組み合わせは、より低スピンで弾道の高さも低めになり、ドライバーの精度が向上した。マヤコバでのドライビングアキュラシー(正確性)は、出場選手中、堂々の3位だ。

クーチャーのバッグには、かつて7つのメーカーのクラブが入っていた。現在はブリヂストンをはじめ、5つのメーカーのクラブを使用している。もちろん替えられないクラブもあるが、より良い性能を求め、新しいクラブを積極的に試し、常に入れ替えを行っている。今回のボール変更もそんなこだわりの一環だ。
今年PGAツアーデビューのキャメロン・チャンプ。なんと2戦目にして優勝を挙げている注目株だ(写真:GettyImages)

今年PGAツアーデビューのキャメロン・チャンプ。なんと2戦目にして優勝を挙げている注目株だ(写真:GettyImages)

試合の2日目には、平均飛距離330ヤードをゆうに超える飛ばし屋、キャメロン・チャンプが、「62」の好スコアをマークして2位につけた。この新鋭にとっては、ツアーの中で短めのこのコースでは、トーナメントティでもレギュラーティからプレーしているようなものだろう。40〜50ヤード置いていかれてもおかしくないクーチャーだが、連日のビッグスコアで、飛ばし屋を技で倒した。それはゴルフの妙味を教えられるような勝利だった。

豪打すぎるキャメロン・チャンプ、なんと日曜の朝にドライバーを破壊して勝っていた!

レベルはもちろん違えど、アマチュアがクーチャーから教えられることは多い。ショートゲームをベースとしたマネージメント、そしてより良いプレーをするためのボールやクラブ選びへのこだわりは、まさに参考になるところだ。現状に満足せず、新しいギアの組み合わせを試してみるのも、ゴルフの楽しみかたのひとつではないだろうか。

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