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【ツアーで見つけた旬ギアネタ】女子プロ絶賛の軟鉄鍛造モデルは?

【ツアーで見つけた旬ギアネタ】女子プロ絶賛の軟鉄鍛造モデルは?

配信日時:2017年7月23日 21時28分

「518」モデルを使用するか検討中という川岸
「518」モデルを使用するか検討中という川岸 (撮影:米山聡明)
 7月20日(木)に、女子ツアー「センチュリー21レディス」の練習日にミズノ契約の女子プロが新たなアイアンを試打している場面に遭遇。さっそく女子プロたちに取材してみた。

⇒ 【ミズノ発表会レポ1】新たな軟鉄鍛造モデル「ミズノプロ」アイアン


 まず目についたのが、ハーフキャビティ形状の「ミズノプロ」の刻印が入った軟鉄鍛造モデル。21日(金)に発表されたミズノの「MP」シリーズに代わる新アイアンだった。ネックには「グレインフローフォージド HD」製法と記されており、ミズノ独自の極上の打感を可能にする製法で作られていることがわかる。軟鉄を丸棒から叩く前に絞ることで、鍛流線が途切れさせないうえ、より打球部に密集させることで、他を圧倒するソフトな打感を可能にするという。

 「ミズノプロ518」モデルを試打した川岸史果は「打感がソフトでフェースに球が乗る感覚で打てるのでビックリしました。イメージどおり厚い当たりが打てます。球のつかまりもいいですし、打ちやすいです。顔もつかまりのいい顔をしています」と絶賛していた。

 一方、もう一つの軟鉄鍛造アイアンは、アマチュアに人気の「JPX」シリーズを思わせる深いキャビティ形状で仕上げられている「ミズノプロ918」モデルだ。ネックには同様に「グレインフローフォージド HD」と記されており、同じ製法で作られていることがわかる。かりに軟鉄鍛造でこの深いキャビティ形状を作るとしたら、相当なコストがかかっていることが伺える。

 新モデルを試打した工藤遥加に聞いてみると、「思ったとおりのやさしさですね。球が上がりやすいし、しっかり球がつかまります。なのに、打感は軟らかくも少し弾く感じで飛距離が出ます。実際に飛距離は1番手以上飛んでいますね」とその性能の高さに驚いていた。

 女子プロが気に入った軟鉄鍛造アイアン。やさしさと打感の良さを備えたモデルは、アマチュアにこそオススメだが、果たしてあなたはどのモデルを気に入るだろうか?

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